インターネットラジオサービスのradikoは14日、ポッドキャスト機能の段階的な機能公開を開始しました。配信対象は現時点ではラジオ局の配信するポッドキャストコンテンツに限定されています。この新機能は、約1週間かけて順次ユーザーに提供される予定です。
radikoのポッドキャスト機能の概要
radikoによれば、提供されるポッドキャストには、放送された番組の再編集版やスピンオフ、オリジナル番組などのさまざまな音声コンテンツが含まれるとのことです。またこのポッドキャストは全国どこからでもアクセス可能で、すべてのポッドキャストを無料で利用することが出来ます。
radikoのタイムフリー機能とは別物
radikoは地上波ラジオ99局が加盟するインターネットラジオサービスです。地上波のようにライブで聴取する方法の他に、「タイムフリー」と呼ばれる過去1週間の放送を遡って聞くことのできる機能も提供しています。
radikoのポッドキャスト機能は、すでに搭載されているこの期間限定のオンデマンド機能「タイムフリー」とは別物で、タイムフリーに設けられていた聴取時間の制限や1週間の配信期限が設けられていません。また、ユーザーの利便性を高めるために倍速再生機能にも対応しています。このほか、ラジオとポッドキャストの間を自由に行き来できる機能も搭載されており、ポッドキャストに関連するラジオ番組を同時に楽しめるようになるとのことです。
ラジオ局のポッドキャストコンテンツを順次追加予定か
このradikoのポッドキャスト機能ですが、現在はベータ版のようで、順次ユーザーに公開されていく模様です。今後、徐々に機能の詳細やコンテンツのラインナップなどが明らかになっていくものとみられます。ラジオ×ポッドキャストによる、今までとは違ったラジオの楽しみ方の提案に期待が高まります。
radikoとは
radikoは日本のインターネットラジオで、PCやスマートフォンから生放送をリアルタイムで聴けるサービスです。全国のAM/FM局にアクセス可能で、タイムフリー機能により過去の番組も楽しめます。無料と有料のプレミアムサービスがあり、全国どこからでも好きな放送を聴くことができるエリアフリー機能も特徴です。
一般のポッドキャスト配信者のコンテンツが聴けるようにもなるのか、ならないのか。はたして...?