2025年4月、オトナルとARROVAが、没入型ゲーム内広告アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」の提供を開始しました。ゲームプレイを妨げずに広告配信できるため、ユーザーに好意的な認知訴求が可能です。
引用元：オトナル、ゲーム内音声広告を含むゲーム内アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」を提供開始
若年層の生活に溶け込むゲーム市場
2023年、日本のゲーム市場は過去最高となる2兆1,255億円に達しました。オンラインプラットフォームの普及が進む中、ゲーム人口も5,553万人まで増加しています。中でも10〜20代では、インターネットユーザーの約5人に1人が、モバイル端末でオンライン・ソーシャルゲームを楽しんでおり、SNSや動画サイトと並ぶ主要なデジタル接触メディアとして、ゲームの存在感が一層高まっています。
いまやゲームは、若年層を中心に生活の一部として根付いたデジタルメディアと言えるでしょう。これらの背景を受けて、オトナルはゲーム内広告のソリューションを提供するARROVAと提携し、アプリ媒体社向けに没入型ゲーム内広告アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」の提供をスタートさせました。
引用元：左：ファミ通ゲーム白書 2024、右：CESA ゲーム産業レポート2024
ゲームプレイに溶け込む3つの広告フォーマット
IMASIVEでは、プレイヤーの没入感や操作の流れを妨げないことを前提に、ユーザー体験に配慮した3種類の広告フォーマットを提供しています。いずれも、広告への忌避感が強いとされる若年層にもストレスなく届ける設計がなされており、ブランド認知や好意形成に効果的です。
引用元：オトナル、ゲーム内音声広告を含むゲーム内アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」を提供開始
1. ゲーム内音声広告
プレイ中に自然に再生される音声コンテンツで構成される広告フォーマットです。音声と同時にゲーム画面内にCTA（クリック可能なボタン）を表示することで、聴覚と視覚の両面からユーザーへ訴求できるのが特長です。
このフォーマットは、ゲームの操作を中断することなく情報を届けられるため、ながら視聴に強く、プレイヤーの没入感を保ちながら広告接触を実現できます。テンポや集中力を乱さず、自然な流れでブランドに触れてもらうことが可能です。
引用元：オトナル、ゲーム内音声広告を含むゲーム内アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」を提供開始
2. インゲーム看板広告
ゲーム内の背景や建造物など、視界に自然に馴染む形で画像・動画広告を表示できるフォーマットです。例えば、スポーツゲームのスタジアムの看板や、レーシングゲームのコース脇などに広告を配置することで、現実世界と同様のブランディング効果を狙うことができます。
この広告はゲームコンテンツの一部として表示されるため、ユーザーに違和感を与えることなく、繰り返し視認されることでブランドイメージを形成します。
引用元：オトナル、ゲーム内音声広告を含むゲーム内アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」を提供開始
3. ローディングリワード広告
ゲームのローディング時に配信される動画広告で、視聴後にユーザーへゲーム内アイテムやポイントといったインセンティブを提供するフォーマットです。プレイヤーは広告を視聴することでリワード（報酬）を得られるため、広告を「負担」ではなく「得」として認識しやすく、ネガティブな印象を持たれにくいのが大きな特長です。
コンバージョンに寄与しやすく、ユーザー体験にもメリットがある形式といえます。
IMASIVEとは
IMASIVE（イマシブ）は、ゲームプレイを妨げずに自然な形で広告を届けることができる没入型ゲーム内広告アドネットワークです。音声広告、インゲーム看板広告、ローディングリワード広告の3種類のフォーマットを通じて、ユーザー体験を損なうことなく、ブランド認知や好意形成を促進します。ゲーム操作中や待機時間など、プレイヤーの邪魔にならないタイミングで広告接触を可能にし、広告に対する抵抗感を軽減します。
参照元：オトナル、ゲーム内音声広告を含むゲーム内アドネットワーク「IMASIVE（イマシブ）」を提供開始
もはや広告が“気づかれたら負け”の世界に。