Amazonが2025年第1四半期の決算を発表しました。前年同期比で9%成長しており、特に広告事業で予想を上回る成長を見せています。
米国ではGoogleとMetaに次ぐデジタル広告事業者に
2025年第1四半期の決算発表によると、Amazonの売上高は約1,556億7,000万ドルに上りました。このうちデジタル広告売上は139億2,000万ドルに上り、アナリストの予想を上回る19%の成長を見せています。
CNBCによると、Amazonのデジタル広告事業は同社の売上の1割にも満たないものではありながらも、米国のデジタル広告市場ではGoogle(Alphabet)とMetaに次ぐ第3位の事業者に成長しています。
2025年第1四半期の各社のデジタル広告事業の成長率を見ると、Googleが9%、Metaが16%となっており、Amazonが最も大きい成長率となっています。
一方で、米中間の貿易摩擦をめぐりデジタル広告市場にも打撃があるという見立てもあることから、この好調な業績が今後も継続するかについては疑問の声も上がっています。
Amazonとは
Amazonは、アメリカの多国籍テクノロジー企業で、1994年にジェフ・ベゾスによって設立されました。中核となるオンラインショッピングをはじめ、クラウドコンピューティングのAmazon Web Servicesや音声アシスタントのAlexa、映像・音楽配信のPrime VideoやAmazon Musicなどを提供しています。
参照/引用元:Amazon’s ad business grew 19% in first quarter, topping estimates
最近はPrime Videoにも動画広告が流れるようになったね。