一般社団法人ACC、「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の審査委員と応募要項を発表

一般社団法人ACCは5月8日、国内最大級のクリエイティブアワード「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の審査委員および応募要項を発表しました。本アワードは今年で65回目の開催を迎え、広告やマーケティング、音声メディアを含む9部門で優れた作品を表彰します。

一般社団法人ACC、「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の審査委員と応募要項を発表

引用元:優れたクリエイティブを表彰する日本最大級のアワード「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」6月2日のエントリー受付開始に向け、審査委員および応募要項を発表

審査委員に広告・音声業界のトップクリエイターが就任

今回発表された本アワードの審査体制では、広告、マーケティング、デザイン、PR、音声・放送などの分野で活躍する専門家たちが各部門に名を連ねています。

ラジオ&オーディオ広告部門では、ランダムハウスの中山佐知子氏が審査委員長を務めます。マーケティング・エフェクティブネス部門には日産自動車の松村眞依子氏、PR部門には日本マクドナルドの眞野昌子氏など、企業の現場で実務を担う審査委員も複数名参加しています。

フィルムクラフト部門の審査委員長は現在調整中で、決定次第アワード公式サイトで発表される予定です。

音声広告部門を刷新し、より幅広い応募を可能に

今年の主な変更点のひとつは、ラジオ&オーディオ広告部門の「Bカテゴリー」の名称が「オーディオエグゼキューション」から「オーディオ広告」へと改称されたことです。これにより音楽配信サービス、Web音声コンテンツ、SNSなど、放送局以外の新たな音声メディアにおける広告表現も対象となり、応募の幅が広がります。

音声メディアを活用したクリエイティブが増える中で、より多様な作品が評価される体制へと進化したことは、音声マーケティングに取り組む広告主や制作会社にとって追い風となるでしょう。

応募受付は6月2日から、今年度より料金体系を改定

「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の応募受付は、2025年6月2日(月)から6月30日(月)18時まで行われます。受賞作品は10月中旬にアワード公式サイト上で発表され、贈賞式は11月13日(木)に開催予定です。

なお今年度は、審査運営やエントリーシステム構築などに伴うコスト増加を背景に、すべての部門でエントリー料金および非会員協賛金が約10%引き上げられました。

応募要項やエントリー方法の詳細は、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSの公式サイトをご覧ください。

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、一般社団法人ACCが主催する、日本最大級のクリエイティブアワードです。1961年に開始された「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年に現在の名称へと改称。広告、マーケティング、音声、デザイン、PRなど9部門を対象に、優れたクリエイティブ表現を顕彰しています。国内外の実務者やクリエイターからの評価も高く、業界の権威ある賞として位置づけられています。

参照元:優れたクリエイティブを表彰する日本最大級のアワード「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」6月2日のエントリー受付開始に向け、審査委員および応募要項を発表

AMI(エイミー)

アワードの応募要項から、業界の変化がにじみ出てる気がする。