Spotify主催、音声広告アワード「Spotify Hits 2025」が開催

Spotifyが主催する音声広告アワード「Spotify Hits 2025」の開催が発表され、参加作品の応募受付を開始しました。

Spotify主催、音声広告アワード「Spotify Hits 2025」が開催

引用元:Spotify Hits 2025

音声広告アワード2年目の開催へ

2024年に初開催した音声広告のクリエイティブアワード「Spotify Hits」ですが、Spotifyは2025年も引き続き実施すると発表しました。本アワードは、Spotifyの広告プロダクトを活用した優れたマーケティングキャンペーンを表彰するもので、ブランドの世界観や商品特性を「音」でどう伝えるかを競う“音声広告特化型”の賞です。

昨年は、日本ケンタッキー・フライド・チキンの「和風チキンカツバーガー」の音声広告がグランプリを受賞し、ユーザーとの自然な対話を重視した広告設計が高く評価されました。今年はその注目度にさらに拍車がかかっています。

30歳以下対象の音声広告部門「Future Hitmakers」が登場

2025年の「Spotify Hits」では、音声広告の未来を担う若手クリエイターに向けた新設部門「Future Hitmakers」が加わりました。これは、30歳以下の日本在住の若手を対象に、企業課題をもとに音声表現のアイデアを募るというもの。Spotifyが単なる“広告媒体”ではなく、“音声体験を設計する場”として機能しはじめていることが、この部門からも明らかです。

また、課題提供企業として、以下の3社が名を連ねています。

  • 味の素:「味の素(株)商品ブランドと若者を音でつなぐコミュニケーション」

  • KDDI:「UQ mobileがつなぐ、青春の瞬間」

  • ファミリーマート:「日常の中のちょっといい選択を、ファミマと一緒に」

いずれも、若年層との“音を介した接点”を重視した課題であり、従来の広告枠とは異なる自由度の高い音声設計が求められます。

応募方法と締切

「Spotify Hits 2025」への応募は、Spotify広告を活用した実績がある企業・団体・広告代理店であれば、どなたでも参加可能です。応募費用は無料で、所定の応募フォームよりエントリーを行う形となっています。

応募受付はすでに開始されており、締切は7月31日です。提出された作品は一次審査を経て、Spotify社内外の専門審査員による最終審査に進みます。グランプリ受賞者には副賞の提供も予定されています。

詳細な応募要項については、公式サイト(Spotify Hits 2025 特設ページ)をご確認ください。

Spotify広告とは

Spotify広告とは、音楽ストリーミングサービス「Spotify」内で配信される広告のことです。音声・動画・ディスプレイなど複数のフォーマットがあり、ユーザーの聴取行動に自然に溶け込む形でブランドメッセージを届けられます。特に音声広告は“ながら聴取”にリーチできるため、記憶に残りやすく、高いエンゲージメントが期待できます。広告主はターゲット属性や興味関心に応じて、パーソナライズされた配信が可能です。

参照元:Spotify Hits 2025

AMI(エイミー)

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