Cases広告出稿事例(デジタル音声広告)
イッツ・コミュニケーションズ株式会社 様
【デジタル音声広告出稿事例】楽曲間CM枠だからできる“会話型“広告で機能訴求。イッツコムの認知度アップに貢献した音声広告
企業様紹介
企業名:イッツ・コミュニケーションズ株式会社
1983年設立。BtoC事業の光ファイバー回線「イッツコムひかり」をはじめ、東急グループにおいて、情報通信インフラとそれを基盤としたサービス提供や情報発信を行っている。
事業内容
ご担当者様紹介
イッツ・コミュニケーションズ株式会社
カスタマー本部 業務統括部 サービスプロモーションチーム:長屋 優花 氏
「イッツコムひかり」など、同社のBtoC事業における広告宣伝やSNS運用を担当。
情報分野でお客様の暮らしをサポートする
まずは、イッツ・コミュニケーションズ株式会社の事業内容について教えてください。
〈長屋様〉
当社は、1983年に東急有線テレビ株式会社として設立されました。東急グループの街づくりにおける情報インフラを担い、これまでBtoC、BtoB問わず幅広くサービス提供を行ってきました。
貴社の商品特性について教えてください。
〈長屋様〉
当社の主力サービスである「イッツコムひかり」は、最速2ギガの通信環境を実現するインターネット回線です。東急線沿線エリアを中心にサービスを提供しており、戸建住宅向けや集合住宅向けなど、お客様のお住まいの状況に合わせたプランを多数用意しています。
「イッツコムスマホ」や「ケーブルプラス電話」、東急グループが提供している「東急でんき・ガス」などと組み合わせていただくことも可能です。お客様の生活全体をサポートできるようサービスラインナップを今後も拡充してまいります。
長屋様はどのような仕事をされているのでしょうか?
〈長屋様〉
私は現在、サービスプロモーションチームに所属し、「イッツコムひかり」など当社のBtoC事業における商品やサービスの広告宣伝やSNS運用を担当しています。
チームには20代後半のメンバーが多く在籍しており、当社のサービス認知を高められるような企画を日々検討しています。
若い世代の認知度も高めたい
これまでマーケティングやプロモーションに関して、どのような課題があったのでしょうか?
〈長屋様〉
当社では半年に一度、サービスの認知度調査を実施しています。その中で、若い世代の認知度も高めていきたいと考えていました。
現在、イッツコムの利用者は比較的50代以上の方が多く、「まだインターネットを自分で契約するつもりがない」という10代や大学生も含めた若年層に、サービスを知っていただくための施策を模索していましたが、まだまだ効果的な広告手段を見出せていない状態でした。
課題解決のために、音声広告をプロモーション施策として選んだ理由を教えてください。
〈長屋様〉
当社の強みは、東急グループとして電車やバスにおける交通広告を活用できることです。一方でZ世代といわれる若年層への認知獲得のためには、「もっと新しいことにチャレンジしないといけない」という喫緊の課題がありました。Z世代の心を掴むために、近年もSNS活用に注力したり、映画とのタイアップキャンペーンを実施したりするなど、様々な施策を試してきました。
音声の可能性に気付いたのは、当社で実験的にサウンドロゴをつくったことです。動画広告にも取り入れられるし、何よりお客様のイメージ想起にも寄与していることが分かりました。
もっと音声を活用したプロモーションができるのではないか。検討を進めていく中で見つけたのが、Spotify音声広告でした。
音声だからこそ演出できる“親しみやすさ”
どんな内容での広告出稿だったのでしょうか?
〈長屋様〉
渋谷区、目黒区、世田谷区、川崎市、横浜市などに在住する18〜49歳の男女に向けて、Spotify音声広告を配信しました。当社のサービスエリアである東急線沿線沿いであること、イッツコムをご利用いただく方を増やしていきたい年齢層であることがポイントでしたね。
まずはサービス特性である、高速インターネットという機能面の価値をしっかりと訴求したいと考えました。しかしそれだけだと、イッツコムに関心を持っていただけません。インターネットは人と人がつながるもの。イッツコムは生活者の暮らしを支えるサービスであることも併せて伝えたいと考えました。楽曲間CM枠だからできる“会話型“広告という形で、友人同士が会話しているようなシチュエーションを設定として選びました。
▼実際に配信した音声クリエイティブ
音声クリエイティブ(CMの音源)
Spotify広告の掲載イメージ
今回の施策で設定したKPIと、実施後の効果について教えてください。
〈長屋様〉
今回KPIとして設定したのは、Webサイトへの訪問数です。音声広告を聴取いただいた多くの方が、当社のサービスページにアクセスいただきました。また認知いただいただけでなく、問い合わせやサービス契約など、次のアクションにもつながったお客様もいました。
聴取率の高さが示すように、クリエイティブも良かったと思います。オトナルさんには、当社の希望に沿った音声広告をつくっていただきました。
今までのデジタルプロモーションとどのような違いを感じましたか?
〈長屋様〉
多かれ少なかれ、広告というのは“邪魔なもの”として捉えられがちです。でも音声広告というのは、抵抗感なく情報として受け取ってもらえるメディアだと分かりました。音声コンテンツを聴く流れの中で、自然と広告に接していただけるのは非常に良いなと感じます。
完全聴取率が高かったことも嬉しかった点ですね。サービスに関する情報をお届けできたと感じますし、イッツコムというサービスの好印象につながってもらえているのではないかと思います。
サービスエリアが明確であることを強みに
今後、音声領域(広告やポッドキャストなど)で実施したい施策があれば教えてください。
〈長屋様〉
お客様が住んでいる地域に合わせた広告出稿にもチャレンジしてみたいですね。今回音声広告を初めて実施してみて、私たちが想像している以上に、ターゲティングも細かく設定できることが分かりました。当社はサービスエリアが明確なので、「渋谷区にお住まいの皆さんへ」などと呼び掛けるようなクリエイティブも有効でしょう。
デジタル音声広告では位置情報データによるターゲティング施策が可能
また当社は、お客様の窓口として首都圏に4店舗を構えています。対面ならではのコミュニケーションを図ったり、キャンペーンやイベントを実施したりしているのですが、来店促進を図るための音声広告もやってみたいです。
今回はトライアル的な施策でしたが、今後は目的に応じて、より戦略的に音声広告を活用していきたいと思います。
▼この事例で広告出稿を行った音声メディア・デジタル音声広告
▼音声CM制作の詳細はこちら
編集者コメント
今回が初めての音声広告出稿となったイッツ・コミュニケーションズ様。完全聴取率の結果が良好だっただけでなく、KPIとして設定していたWebサイトへのアクセス数増加にも寄与しました。
サービスエリアが首都圏であることから、これまでもターゲットを絞った形でのマーケティングを実施してきました。より若年層の認知獲得を図っていくために、フレキシブルに運用できる音声広告の可能性を実感いただけたと思います。
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