Cases広告出稿事例(デジタル音声広告)
ウォーゲーミングジャパン株式会社 様
【音声広告事例】アニメ声優の影響力を活かしたインフルエンサーマーケティング 新たなファンを獲得した海戦ゲーム「World of Warships」
企業様紹介
企業名:ウォーゲーミングジャパン株式会社
1998年にベラルーシ共和国の首都ミンスクで創業されたゲーム会社。「World of Tanks」や「World of Warships」など、世界中に評価されている数々のゲームを開発・販売。5,000名以上の社員がメインスタジオのミンスクや日本支社のある東京を含む、全世界15ケ所以上の拠点で活動中。
事業内容
ご担当者様紹介
World of Warships事業部マーケティング部
マーケティング マネージャー
ケン・ユン氏
World of Warships事業部マーケティング部
アソシエイト プロダクト マーケティング マネージャー
中納麻緒氏
ユン氏と中納氏のミッションはウォーゲーミングジャパン株式会社でのゲーム開発・販売や認知拡大、市場とのコミュニケーションを通じた顧客層の拡大。
担当者様の業務を通じたミッションや役割などを簡単に教えてください。
ユン様:
海戦ゲーム「World of Warships」のマーケティングを担当しています。
主なミッションとしては、このゲームの認知拡大とユーザー数の増加です。
中納様:
概ね中国やマレーシアなどといった東南アジアの市場を担当しています。主なミッションはユンと同じです。
今回音声を活用した宣伝手法(ポッドキャスタープロモーション)の実施は2回目になりますが、どのような番組に出稿されましたか?
ユン様:
IGN Japan配信「しゃべりすぎゲーマー」のようなゲーム系番組をベースに、合計3番組を選定しました。
前回の音声広告キャンペーンでは、「World of Warships」との相性の良い戦艦、または歴史を題材にするポッドキャストでも広告を配信していましたが、今回は「ゲーム」を中心に出稿しました。
特に人気ゲーム「アズールレーン」とのコラボ施策を活かし、同作のファンに「World of Warships」の良さが伝わるようなポッドキャストを選びました。
ポッドキャスト番組の選定は、オトナルのセールスプランナー中村さんに提案していただき、プロモーションを実施しています。
前回はポッドキャスト配信者と協業しホストリード広告を出稿しましたが、その結果はいかがだったでしょうか?
ユン様:
ゲームのダウンロード数をKPIにしていたので、ディスプレイ広告よりも直接的な結果に伸び悩みを感じましたが、間接的には効果を実感しています。
Twitterでも反響があり、露出も増えた点には満足しています。
ブランド認知を拡大できた結果になったと思います。
【音声広告事例】ポッドキャスターがホストリードで商品の魅力を紹介!海戦ゲーム「World of Warships」の新規顧客への認知拡大に貢献
▼実際に配信した音声クリエイティブ
「いんよう!」
引用:番組のHP
放送の一部
今回は新しい取り組みとして文化放送のインターネットラジオに出稿されました。そのキッカケを教えてください。
ユン様:
今回の広告出稿のキッカケは、大きくふたつあります。
ひとつは、オトナルからのご提案でした。
もうひとつは、「アズールレーン」のザラ役で出演した種﨑敦美様が、文化放送のインターネットラジオ番組を担当したことも、広告出稿実施に大きな影響力をもたらしました。
私自身も、種﨑様が出演する人気アニメ「スパイファミリー」のファンでもありますので、彼女の影響力を理解し、「World of Warships」を認知させるのにチャンスだと思いました。
今回の広告出稿の打診を種崎様本人にも喜んでいただいたので、その点も良かったです。
今回の施策のターゲットはどのような層でしょうか?
中納様:
「アズールレーン」のアニメを見ていたり、ゲームをプレイしたりするファンが主なターゲットでした。
また、「アズールレーン」を取り上げているYouTubeチャンネルの視聴者もターゲットに入ります。
今回の出稿に至り、何をKPIにしましたか?
ユン様:
前回と同様ですが、ゲームのダウンロード数をKPIとしています。リーチも意識していますが、実際にプレイしてもらえることを目的としています。
どのような内容の広告出稿を実施しましたか?
ユン様:
「アズールレーン」にも出演している種﨑様のラジオ番組でのホストリード広告に加え、番組内で20秒CMを実施しました。
ホストリード広告では、「World of Warships」のキャンペーンについて言及し、クリエイティブの中に「アズールレーン」のキャラクターボイスを入れています。
4週間にわたり、広告を配信し、週ごとに別パターンのクリエティブを入れています。
最終週ではキャンペーンの期限について言及したうえで、ユーザーにダウンロードを促しました。
毎週のようにCMのセリフに変化をつけていたことに気づいてくれたファンも多く、Twitterでの反響もありました。
BGMに加え、大砲音も入れているため、広告を通してゲームをしているような臨場感を味わえるのも特徴です。
インターネットラジオCMを放送してよかったと感じたことは何ですか?
ユン様:
種崎様のような声優さんをアサインすることは、弊社では発想自体がなかったため、オトナルのご提案に感謝しています。
適切なメディアで適切な声優さんに宣伝していただいたことで、より高い宣伝効果を得られました。
中納様:
当時放送していた「スパイファミリー」の影響もあり、タイミングも良かったと思います。
彼女のTwitterにも反響が来ていたこともあり、「World of Warships」のダウンロードに影響したと思います。
▼実際に配信した音声クリエイティブ
「種﨑敦美の寿司食いてェ!!」
引用:番組のHP
インターネットラジオCM20秒 ver1
実施後の成果はどうでしたか?
ユン様:
インターネットラジオに出稿したホストリード広告の反響が大きかったです。
今回コラボした「アズールレーン」の認知度の高さに加え、インフルエンサーとして種崎様自身の影響力をうまく活かせました。たとえば、種崎様のファンであれば、高確率で招待コードを入力してダウンロードしてくれていると感じました。
また、YouTubeで取り上げていただいたことで、間接的でありながらも、広告の効果を実感できました。ゲーム関連、もしくはアニメ系のYouTubeチャンネルで「World of Warships」を取り上げてもらったことで、さまざまな角度から同作を知っていただけ、ダウンロード数の増加にもつながりました。
前回の施策と異なるターゲット層にリーチしたのも良かったです。
中納様:
ユンの話と重複しますが、種崎様によるホストリード広告は、YouTube側での反響も大きく、宣伝してくれたインフルエンサーも多かったです。
最も重視していたKPIであるゲームのダウンロード数の増加にもつながっているため、ターゲットへの訴求においても十分な成果が得られました。
インターネットラジオCMを実施してみての気づきはありましたか?
ユン様:
前回は自社のゲームにフォーカスした施策でしたが、今回は他社コンテンツが好きなファンを対象にしていたことで、ふだんリーチできない層にもアピールできました。反響が大きかったので、結果には満足しています。
▼実際に配信した音声クリエイティブ
「ゲームなんとか」
引用:番組のHP
放送の一部
今後、音声領域(広告やポッドキャストなど)で実施したい施策はありますか?
ユン様:
今回の施策の結果に満足していますので、似たようなコラボ施策を検討しています。
たとえば、VTuberのようなインフルエンサーを起用するなどの施策を検討しています。
▼この事例で広告出稿を行った音声メディア・デジタル音声広告
ポッドキャスタープロモーション(ポッドキャストのインフルエンサーによる音声広告プラン)
編集者コメント
今回の施策では、インフルエンサーマーケティングの新たな可能性に気づかされました。
「アズールレーン」や「スパイファミリー」といった有名コンテンツの声優さんの影響力は大きく、YouTubeやTwitterなど音声以外のSNSにも広がりました。
今回のコラボを宣伝することで、アニメ・ゲームファンなどに「World of Warships」を注目してもらうキッカケになったのではないでしょうか。
インターネットラジオのホストリード広告では、週ごとにキャラクターボイスを変えるなど、クリエイティブへのこだわりもユーザーに伝わりました。
今後も新たなファン層へ認知を拡大した「World of Warships」から目が離せません。
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ポッドキャスターの起用方法:ホストリード広告
ポッドキャストや音声メディアにおいて、番組のホスト(パーソナリティ)が広告を読み上げる手法は「ホストリード広告」と呼ばれ、その高い効果が実証されています。
番組のテイストに合わせてパーソナリティ自身の言葉で商品やサービスの紹介を行うことで、リスナーの商品への親密度が上がり、購買意欲の増加や記憶に残るプロモーションを実現します。
米国の調査会社ニールセンの調査では、ホストリード広告は、アナウンサーなどによるホストリード読み上げではない音声広告と比較して、購買意向などの広告効果が平均で50%以上高くなることが調査結果として示されています。