
ポッドキャスト番組のホスト(パーソナリティ)が、自身の声で商品やサービスを紹介する「ホストリード広告」。番組の内容や普段の話し方に合わせて、リスナーに商品の魅力を伝えられる広告手法です。
番組を配信するポッドキャスターのなかには、継続的な発信を通じてリスナーとの信頼関係を築き、興味・関心や行動に影響を与える人もいます。こうした発信者は、いわば「音声インフルエンサー」として、企業のプロモーションでも力を発揮します。
本記事では、ホストリード広告の仕組みや効果・メリット、起用する番組の選び方を解説します。実際に聴ける音源事例も紹介しますので、出稿を検討する際の参考にしてください。
ホストリード広告とは?
ホストリード広告は、ポッドキャストのホストが自身の番組内で特定の製品やサービスを紹介する広告形式です。この方式は、ホストが具体的な体験談や個人的な推薦を交えて製品を説明するため、聴取者にとって非常に説得力があると言われています。
広告をホストの声とスタイルで伝えることを「ホストリード」と呼び、リスナーの信頼を得やすくエンゲージメントの向上が期待できます。
ポッドキャスターが担う「音声インフルエンサー」としての役割
ホストリード広告の特徴は、商品を紹介する番組ホストとリスナーとの関係にあります。継続的な発信を通じて親しまれ、信頼されるポッドキャスターは、リスナーの興味・関心や行動に影響を与える、いわば「音声インフルエンサー」としての役割を担っています。ホストリード広告では、その人ならではの言葉や経験を通じて、商品・サービスの魅力を伝えられます。
ホストリード広告についての詳しい説明は、オトナルのポッドキャスト番組「オトマーケ」にて詳しく解説しています。ご興味ある方はぜひご覧ください。
関連記事はこちら:ホストリードはブランド想起160%!ポッドキャスト音声広告の真骨頂か
「ホストリード」の効果は?
では実際にホストリード広告は、消費者へどのような行動・効果を促していくのでしょうか。ホストリード広告の効果は以下の点が挙げられます。
- リスナーからの親近感・信頼度が高まる
- リスナーの購買意欲が増加する
- リスナーの記憶に残りやすい
リスナーからの親近感・信頼度が高まる

引用元:Host-Read Podcast Ads Pack a Brand Recall Punch
Nielsenの調査では、同じ内容の広告を「アナウンサーリード(従来の広告形態)」と「ホストリード」の2つで消費者に与える広告の効果を調査しました。その結果、ホストリードはアナウンサーリードと比べて親近感(Familiarity)が33%、信頼感(Affinity)が67%も高いことがわかりました。
このことからホストリード広告が親密感・信頼感を引き起こすことが可能が高いと考えられます。
リスナーの購買意欲が増加する
続いて上の図の購買意欲(Purchase Insent)では、「ホストリード」は「アナウンサーリード」と比べて、50%高くなっています。ここから、ホストリード広告によって親近感や信頼感が高まることに加えて、購買意欲が促進されていることがわかります。
従来の広告より消費者にクリティカルに購買行動にポジティブな影響を与えるのは、とても魅力的な点です。
リスナーの記憶に残りやすい

引用元:System1: New Study Reveals How Audio Personalities Drive Advertising Effectiveness
Cumulus MediaのCIOであるピエール・ブヴァール氏はSystem1社が実施した調査を紹介する記事の中で、「音声広告が視覚メディアよりもアテンションを集めやすい」という以前の電通とルーメンの調査結果についても触れています。電通とルーメンによる共同調査では、音声広告がブランドの記憶率で他の媒体より平均40%高い結果を示しました。
同調査は下記3点の広告効果について触れたものです。
- 広告のアテンション(注目を集める)効果
- 広告のアテンションを保持する効果
- 記憶に残る効果
このように、ホストリード広告はリスナーの注目を集めると同時に、広告の記憶を促進することが分かります。
ホストリード広告のメリットは?
先ほど説明した効果を踏まえて、ホストリード広告を運用するメリットは以下の通りです。
- リスナーの購買行動を促進させる:親近感・信頼度が高まるため
- ブランドの認知拡大につなげやすい:記憶されやすいため
- 各番組のテイストに合わせたクリエイティブな広告出稿が可能:リスナーからの共感を誘えるため
1.リスナーの購買行動を促進させる
前述したように、ホストリード広告は番組を聴くリスナーからの親近感や信頼度を大きく高めます。それに付随する形で、リスナーの購買行動を促進させます。
消費者に広告を効果的にアプローチすることができるのは大きなメリットであるといえます。
2.ブランドの認知拡大につなげやすい
ホストリード広告が音声広告が消費者の注意を惹きつけて記憶されやすいことを考えると、ブランドリフトをする上で効果的な施策だと考えられます。
消費者は日常的にあらゆる方面から数えきれない情報を受け取っています。その中で自社のブランドの認知拡大に繋がるホストリード広告は運用するメリットがあると考えられます。
3.各番組のテイストに合わせたクリエイティブな広告出稿が可能
ホストリード広告の特徴として、あらかじめ決まった台本がない点が挙げられます。ホストに自由に表現してもらうことで、番組のテイストやキャラクターに合わせたクリエイティブな広告が制作が可能になります。
これにより単なる原稿の読み上げではなく、リスナーが共感できて笑えるような広告を作成できることが可能です。こうした手法はリスナーだけでなく発信者にも楽しさを提供し、従来のCMでは得られない魅力を生み出します。
ホストリード広告で起用する音声インフルエンサーの選び方
ホストリード広告では、音声インフルエンサーの知名度だけでなく、商材と番組・リスナーの相性を確認することが重要です。主に次の3点を押さえましょう。
1. 商材のターゲットとリスナーが合っているか
番組のテーマやリスナーの属性・興味関心を確認し、自社が届けたい層と重なるかを検討します。例えば、英語学習に関するサービスなら、英語を学びたいリスナーが集まる番組が候補になります。
2. ホストが自身の言葉で魅力を伝えられるか
ホストの専門性や関心、実際の使用経験と商材が結び付くと、具体的な紹介をしやすくなります。商品の特徴を読み上げるだけでなく、普段のトークに合う切り口で魅力を伝えられるかを確認しましょう。
3. 配信実績や過去のタイアップ内容を確認できるか
番組の再生・ダウンロード実績や更新状況、過去のタイアップ音源などを確認します。数値だけでなく、商品紹介の話し方や番組へのなじみ方も聴くことで、起用後のイメージを具体化できます。
ホストリード広告の事例2選|実際の音源を紹介
ここから、ホストリード広告の音源を紹介していきます。2つの事例もそれぞれ異なる特徴を持っており、音源を実際に聴いてみて、ホストリード広告の具体的なイメージを膨らませてみましょう。
- backspace.fm × 株式会社ソラコム
- 絵本で英会話 × 株式会社すかいらーくホールディング
1.backspace.fm × 株式会社ソラコム
冒頭にPRを終えた後、中盤からはホストであるbackspace.fmの2人がサービスに対しての意見交換をする流れになっています。番組内のトークのような聞き心地で、いわゆる「広告らしさ」を感じさせないパッケージとなっています。
2.絵本で英会話 × 株式会社すかいらーくホールディング
絵本を紹介する当番組は、訴求商品である「しゃぶしゃぶ」を英語で解説するから開始していきます。パーソナリティーのエピソードを交えながら、すかいらーくの「しゃぶ葉」を訴求を実現しています。
こちらも広告らしさのない広告となっています。
音声インフルエンサーを活用したホストリード広告への出稿なら
ここまで、ホストリード広告について解説していきました。従来のCMとは異なり、番組の形に合わせてクリエイティブに広告を作成・出稿できる点が魅力的であり、今後の音声広告市場で増えていくことが期待されています。
オトナルでは、ホストリード広告への配信が可能な『ポッドキャスタープロモーション』について、専用ページにて音源事例や出稿可能な番組など詳しく解説しています。
インフルエンサーであるポッドキャスターが、商品紹介を独自に行い、リスナーや消費者に愛されるブランドへの信頼や共感を生むプロモーションを実現します。
また、詳細資料は無料でダウンロードできますので、下のボタンから是非ご覧ください。
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