Spotifyが、「Campaign Kit」という音楽アーティストのための新しいプロモーションツールを発表しました。このツールは、アーティストが自分の音楽をより簡単に、効果的に拡散することができるように作られたものです。同社はこのツールに従来のディスプレイ広告やSNSよりも高い宣伝効果を見込んでいます。
「Campaign Kit」の機能について
Campaign Kitには、以下のような複数のツールが含まれています
- プレイリストピッチング: アーティストは新曲をSpotifyに提出し、有名なプレイリストへの掲載を促すことができます。
- ディスカバリーモード: アーティストは特定の曲を、パーソナライズされたプレイリストで、より多くのリスナーに聴かれるようにすることができます。
- マーキー: アプリを開いたときにフルスクリーンの広告としてニューリリースを紹介することができます。
- ショーケース: 新リリースの音楽をアクティブなリスナーに絞ってバナー広告でプロモーションすることができます。
アーティストはこれらのツールを楽曲の宣伝に用いることができるようになります。実際にこのツール使用した音楽グループは、これらのツールを複数の楽曲リリースに渡って使用し、月間アクティブリスナーを300%以上増加させたとのことです。
増加するユーザーとアーティストの中で
ストリーミングサービスはますます普及しており、ユーザー数の増加は留まることを知りません。もちろんSpotifyもその例外ではありません。多くのユーザーとアーティストよって飽和状態となってしまうことがないよう、こうしたアーティストのプロモーション施策を打つことは有益でしょう。ただ露骨なものや、過度なプロモーションはアーティストのイメージやサービスのUXを損なうことにつながりかねません。Spotifyやアーティストはそのバランス感を常に意識していく必要があると考えられます。
Spotifyとは
Spotifyは、世界中で広く利用されている音楽ストリーミングサービスです。利用者は、様々なアーティストの曲やアルバムをオンラインで聴くことができ、プレイリストを作成したり共有することも可能です。無料プランと有料プランがあり、有料プランでは広告なしで音楽を楽しむことができます。また、アーティストにとっては自身の音楽を広め、ファンとつながるプラットフォームとしても機能しています。Spotifyはその利便性と豊富な音楽ライブラリで、世界中の音楽ファンに支持されています。
参照元:Introducing Campaign Kit: Campaign Tools Made for Music
わたしも「エイミーのテーマ」をリリースして宣伝しようかな。