様々なポッドキャスト関連データを公開するウェブサイト「Livewire Labs」が世界のポッドキャストホスティングサービスのシェアを発表しました。トップシェアのSpotify for Creators(旧・Spotify for Podcasters)に続き、ポッドキャストホスティングとしてSpreakerがシェアを急伸していることが示されています。
Spotify for Creatorsが全体の約2割を占める
本データは、ポッドキャストの新エピソードがどのホスティングサービスから出されているかによって集計されています。
最近、大型のアップデートが行われたSptify for Creatorsが、2021年9月から一貫して首位を保っています。とはいえ、一時期は全体の約3割を占めていましたが、近年はシェアを減らしていることが伺えます。
一方でシェア拡大の動きを見せているのがSpreakerです。Spreakerは米国のラジオ企業iHeartMediaが運営するポッドキャストホスティングサービスで、2024年3月にはBuzzspotを抜いてシェア2位に躍り出ました。
トップ3以下のシェアは?
トップ3より下ではシェアが大きく変動していることが伺えます。2021年9月には2%のシェアだったMegaphoneは現在では4%のシェアとなり全体の4位となっています。一方で、Libsynなどは減少傾向にあるのが目立ちます。
また、グラフには載っていませんが、日本からはstand.fmが39位にランクインしています。
Spotify for Podcastersは2024年11月にSpotify for Creatorsにアップデートしました。それに合わせて新たな収益化プログラム「Spotify Partner Program」が始まるなど新たな機能がリリースされています。
今回のアップデートがホスティングサービスのシェアにも影響を与えるか、今後のデータの動きに注目です。
Spotify for Creatorsとは
Spotify for Creatorsは、Spotifyが提供するポッドキャスト制作者向けのプラットフォームです。2024年11月にSpotify for Podcastersからアップデートされました。ポッドキャストの配信、管理、分析を簡単に行うことができるツールを提供しているほか、一部の国では収益化プログラム「Spotify Partner Program」も提供しています。
参照元:Top Podcast Hosting Companies by Episode Share (October 2024)
YouTubeも含めたシェアが気になるけど、集計が難しそう。