Spotifyは10月にポッドキャストへのコメント機能をアップデートしました。この機能はもともと、7月に実装されていたものです。クリエイターの手間を省くことができる新機能が新たに実装されています。
コメント総数は250万件以上
ポッドキャストへのコメント機能は今年の7月に実装されました。実装以来、世界中で250万件のコメントが送信され、65万話以上のエピソードにコメントが寄せられています。
また、コメントにはクリエイターがリアクションできる仕様になっており、44%のコメントにクリエイターから「いいね」や返信がされています。
コメントが自動公開へ
これまでポッドキャストに送られたコメントは全てクリエイターが自分で審査し、公開するか否かを決めていました。今回新たに実装された機能では、適切な内容の新規コメントは全て自動的に公開されることとなります。
デリケートな内容や、不適切な内容であると判断されたコメントは自動的に公開されず、以前と同じようにクリエイターによる審査が必要となります。
また、クリエイターの管理機能も拡大され、自動公開されるコメントの範囲を自分で決めることができるようになります。コメントの範囲は以下の通りです。
- 標準(デフォルト):デリケート・不適切な内容であると判断されたコメント以外を自動公開する
- 高:以前と同じ。自動公開せず、すべてのコメントを審査対象にする
- 低:すべてのコメントを自動公開する
今回の新機能は英語のコメントを対象に先行実施され、順次、対応言語が拡大される予定です。
Spotify for Podcastersとは
Spotify for Podcastersは、ポッドキャスト制作者向けのプラットフォームです。このサービスは、ポッドキャストの配信、管理、分析を簡単に行うことができるツールを提供しています。このツールによって、エピソードの再生回数やリスナーの傾向を詳細に分析できます。さらに、一部の国では収益化のオプションもあり、広告を通じて収益を得ることが可能です。これにより、ポッドキャスターはコンテンツの品質向上とリスナーとのエンゲージメント強化に専念できます。
参照元:リスナーのコメントをより手軽に管理するための新しい設定と管理機能が登場
日本のユーザーだとそもそもコメント機能の存在を知らない人も多そう。