音声広告事業を展開するオトナルによる、FM大阪にて放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』。番組では毎回、話題のポッドキャスターやポッドキャスト番組を紹介しています。
2024年11月のゲストに、ポッドキャスト番組『ドングリFM』のnarumiさん、なつめぐさんが出演しました。
ラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』とは
FM大阪で、毎週土曜20:30~21:00に放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー(通称:オトナルej)』。
本番組は、日々慌ただしい生活を送っているリスナーに、いま話題のポッドキャストなどの気になるコンテンツを紹介する「現実逃避コンテンツ紹介プログラム」です。本番組はポッドキャストとしてSpotifyやApple Podcast、Amazon Musicでも配信されており、ポッドキャスト限定の「アフタートーク」も聴くことができます。
1100話以上配信する"自然体"なトークが魅力の『ドングリFM』
2015 年の番組開始から、配信本数は1,100 話を超え、世代を超えて愛されている『ドングリFM』。トーク内容は、ネットの最新事情からお互いの仕事論、コンビニごはん、面白いマンガの話まで幅広く、パーソナリティの日々の気付きや生活がゆるく語られています。
番組名:ドングリFM
ブロガーとして人気の2人が話すポッドキャスト番組です。
最近話題のニュース、日常に役立つ面白ネタなどを話します。
国内・海外のIT事情に興味ある人にオススメの内容になっています。
番組では、『ドングリFM』立ち上げのきっかけや、10年続く番組制作の裏側、番組づくりで意識“しない”ことについて伺いました。番組後半では、リスナーとのつなぎりや日々の現実逃避について伺いました。narumiさんの野球愛も垣間見ることができます。
前編:長続きの秘訣は“ドングリ収録法”。1100本以上のエピソードを誇る「ドングリFM」の魅力とは
前編である第9回では、narumiさん、なつめぐさんに番組コンセプトや収録方法についてお聞きしました。
かっちりしたコンセプトがあるわけではなく、日々の日常をただただ話しているだけ。自分たちが考えていることや経験したことを、台本なしで話しているそうです。
『ドングリFM』で気になるのが、1,100回を超えるエピソード数。話す内容もネタ切れしてしまいそうですが、収録のたびに、何も決めずに日常の出来事をラフに話しています。「第10話も、第1,000話も、話している内容はほとんど同じ」と笑う二人、どのエピソードが多く聴かれたかなど、数字も一切気にしていないといいます。
驚くべきは、“ドングリ収録法”と語る収録のやり方です。収録は月に2回、オンラインにて。1回あたり3時間ほど6〜7エピソード分を収録するそうです。収録の負担を極力なくし、会社員として働く自分たちでも続けやすい形を目指してきました。
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後編:ポッドキャスト収録はもはや習慣。1000回を迎えても変わらない二人の目標
後編にあたる第10回では、番組を10年以上続けている二人が考える、ポッドキャストのリスナーについてお聞きしました。
『ドングリFM』の聴取者層は、小学生からお年寄りまで幅広いそう。番組開始時に小学生だったリスナーが高校生に成長していたり、就活時の面接相談を寄せた大学生が今では立派な社会人として働いていたり。長年番組を続けているからこその、パーソナリティーとリスナーの深いつながりだと感じます。
ポッドキャストを続ける上で、話のネタ探しは大切なもの。二人は、ネタを見つけるために日常生活のあれこれを発見する癖がついたと語ります。日々の小さな出来事をメモしたり、何げない“物”の写真を撮ったり。日常の解像度が高くなるとnarumiさんは力を込めます。
二人が考えるポッドキャストの良さは、「誰もが自分の喋りたいことを熱量高く発信できること」。立場などを気にせず、どんな人でも楽しみながら配信できるのがポッドキャストの魅力だといいます。
番組は、以下のポッドキャストからお楽しみください。
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今回の『WEEKLY PODCAST TOPICS』
番組内のオトナル代表・八木氏がお送りするコーナー「WEEKLY PODCAST TOPICKS」では、「全米映画俳優組合、AI音声広告利用の新契約締結」、「日本初のポッドキャスト部が神山まるごと高専で発足」を紹介しています。
第9回のトピック:動画コンテンツVS音声コンテンツ。重要なメッセージを伝えるには音声のみが効果的。
2023年にオーストラリアのオーディオ配信会社ARNARNの調査にて、キング牧師の演説を音声のみで聴取するか、動画で視聴するかで脳がどのように反応するかを調べました。その結果、音声のみの演説の方が、動画よりも脳における高い反応を示すという意外な結果が出ました。
第10回のトピック:ニューヨーク・タイムズがポッドキャストのサブスクリプションを開始
以前からポッドキャスト配信をし人気を集めているアメリカの新聞社のNew York Timesが、複数プラットフォームで有料課金プランでの提供を開始しました。新聞購読者向けの過去エピソードが聴き放題の有料課金プランを、外部プラットフォームでもサービスとして提供を始めました。
詳しく知りたい方はこちら→ニューヨーク・タイムズがポッドキャストのサブスクを開始。Apple PodcastとSpotifyで月間6ドル
八木氏はポッドキャスト番組『オトマーケ|音声とマーケティングを考えるポッドキャスト - オトナル/Otonal Inc.』のパーソナリティも務めています。より深く音声コンテンツについて解説しているので、あわせて聴いてみてください。
まとめ:ドングリFM(2024年11月ゲスト)
本記事では、『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』の3回目のゲスト、『ドングリFM』のnarumiさん、なつめぐさんとのトークについて紹介しました。
話のプロといっても差し支えない3人のトークは軽快そのもので、収録現場も盛り上がっていました。後編の現実逃避を語るシーンでは、野球ファンのnarumiさんと野球部出身の原口さんが野球のトークに花が咲きつつ、要所でなつめぐさんがツッコミを入れるなど、その場で生まれた「ノリ」が音声コンテンツならではだと感じました。
10年以上続けてきた『ドングリFM』のこれからについて、二人は数字など特に気にせず続けていくとのこと。(記念すべき1,000回放送もアニバーサリーを祝う雰囲気は一切なかったそうです)
具体的な期間などは決めず、ただただ続けることが当面の目標。長くポッドキャストを続けていくための秘訣が詰まった放送回でした。
各種ポッドキャストプラットフォームで番組を聴くには
前回の放送後記はこちら ⇒ 10月ゲスト『META TAXI』
次回の放送後記はこちら ⇒ 11月ゲスト『流行りモノ通信簿・ゲームなんとか』こへいさん
「AUDIO MARKETING INSIGHTS」では、今後も「オトナル原口大輝のエスケープジャーニー」に関する記事を投稿していきます。
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FM大阪『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』は毎週土曜夜20:30-21:00放送中。
ラジオはFM85.1MHz。PCやスマートフォンではradikoでもお聴きいただけます。
■番組への投稿は…
番組Webサイト:https://www.fmosaka.net/_ct/17719012
メッセージフォーム:https://fmosaka.futureartist.net/enquete/353724
Xハッシュタグは「#オトナルej」