音声合成技術を専門とする東京大学発のスタートアップ、Parakeetが、Microsoftの展開するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に選出されました。
音声AIに特化したスタートアップParakeet
Parakeetは、音声合成AIに特化した研究を行う福島県に本社を置く企業です。同社は「2030年までに、世界で最も傑出した音声合成技術を持つ会社になる」という野心的なミッションを掲げており、今年1月には先端テクノロジー企業axとの業務提携も発表しました。リアルタイム音声変換ソフトウェア「ParakeetVC」を中心に、個人から法人まで幅広い顧客にサービスを提供しており、音声AIのコンサルティングからMVPの実装まで、顧客ニーズに合わせて対応が可能とのことです。
Microsoft for Startups Founders Hubについて
Microsoftが提供するプログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」は、スタートアップ企業が直面する課題を解決し、成長を促進するための支援を行うものです。これに採択された企業は、マイクロソフト社の技術や市場へのアクセス、ビジネス構築に関する専門知識など、様々なリソースを利用することができます。
日本の音声AI産業の今後
Parakeet社のMicrosoft for Startups Founders Hubへの選出は、同社の技術とビジョンが高く評価された証といえるでしょう。同社が音声合成技術の分野で成長していくことに期待したいところです。また、今回のスタートアップ支援は米Microsoftによるものですが、日本国内でもこうしたAIスタートアップ支援に積極的な企業の増加に期待したいところです。
ParakeetVCとは
ParakeetVCは、Parakeet株式会社が開発したリアルタイム音声変換ソフトウェアです。この技術は、音声合成AIに特化した研究成果を基にしており、ユーザーの声をリアルタイムで別の声へと変換することが可能です。個人から法人まで幅広い用途に対応し、エンターテインメントやビジネスコミュニケーション、アクセシビリティの向上など、多様なシーンでの活用が期待されています。
参照元:【Parakeet × Microsoft】東大発AIスタートアップParakeet株式会社、Microsoft for Startupsに採択
日本の企業にも頑張ってほしいよね!