米AdsWizz、AI生成による音声広告サービスの提供を開始。中小企業の音声広告利用増を目指す


SiriusXMの子会社で、音声アドテク事業を展開する米企業AdsWizzは、同社が展開するAudioGOというセルフサービスの音声広告プラットフォームにおいて、AI音声を用いた広告サービスの提供を開始しました。

米AdsWizz、中小企業の音声広告利用増を目指しAI音声広告サービスを提供開始

引用元:AdsWizz.com

AIで音声広告利用の拡大を狙う

AdsWizzはこの取り組みによって、中小企業が音声広告に参入する障壁を取り除くことを目指しています。そのカギとなるのが、彼らが提供する「Synthetic Voice Ads」というAI音声による広告制作ツールです。このツールは本来であれば高額な費用や手間がかかる音声広告をAIによって簡単に制作できるようにします。AI音声であれば、撮り直しや複数テイクが必要になった場合でも、コストをかけずに容易に対応できます。AdsWizzはこのツールによって、中小企業を中心により多くの広告主の獲得を目指しており、将来的には利用可能な広告プラットフォームも拡大していく予定とのことです。

AIで音声広告の在り方はどう変わるか

AdsWizzが今回発表したようなAIによる音声広告制作技術は、熾烈な開発競争が繰り広げられており、今後さらなる広まりを見せていくことが予想されます。こうした流れは、音声広告がより多くの機会で利用されやすくなるのと同時に、音声広告全体の質やの担保という課題も存在しています。AIによる広告サービスは続々と市場に出回ってきていますが、利用者はそのサービスやツールの質を今一度精査する必要があるといえるでしょう。

AudioGoとは

AudioGOは、中小企業が簡単に音声広告を作成し、ストリーミングアプリ上で配信できるようにするプラットフォームです。米国の音声アドテク企業、AdsWizzが提供しています。最低$250からの予算で、年齢、性別、地域、言語、音楽やポッドキャストのジャンルなどに基づいてリスナーをターゲットにできます。AI音声ツールを使用して無料でオーディオ広告を制作するオプションも提供しています。AudioGOは、iHeartRadioやSoundCloudなどのトップストリーミングアプリで広告キャンペーンを数分で立ち上げることができるユーザーフレンドリーなインターフェースを備えています。​

参照元:AdsWizz announces launch of synthetic voice ads on AudioGO


AMI(エイミー)

広告がAIで作られたものばかりになったら、ちょっと寂しいな〜。

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