スポティファイジャパンは、LGBTQ+コミュニティのアーティストやクリエイターの作品を紹介し、彼らのクリエイティブな魅力や視点を広める新プログラム「GLOW」を日本で展開すると発表しました。Spotifyによる「GLOW」プログラムは、LGBTQ+コミュニティのアーティストやクリエイターの作品を世界中のリスナーに紹介することを目的としており、すでに多くの国で展開されています。
「GLOW」で展開されるプログラム
日本でのプログラムの一環として、シンガーソングライターのリナ・サワヤマとトリリンガルラッパーのちゃんみながコラボレーションした楽曲「This Hell (feat. CHANMINA - Gyarupi Remix - Spotify Singles)」が、4月12日よりSpotifyで独占配信されます。また、朝日新聞ポッドキャストと連携し、「PRIDE CODE」という特別企画もスタート。これには、リナ・サワヤマやちゃんみなを含む多様なクリエイターが出演し、LGBTQ+コミュニティを取り巻く環境や必要な変化について議論します。
また、Spotifyは東京レインボープライド2024で、結婚の自由を支持する団体「Marriage For All Japan」の署名活動に協力する模様です。イベント参加者は、署名用紙に印刷された波形コードをスキャンしてSpotifyの「PRIDE CODE」プレイリストにアクセスでき、LGBTQ+アーティストの楽曲やポッドキャストを楽しむことが可能となります。
音声でメッセージを届ける
音声メディアは共感性が高く、個人の感情や体験を伝える効果的であり、LGBTQ+コミュニティの多様な声を紹介するには最適なメディアであるといえるでしょう。またSpotifyは全世界で広く利用されているプラットフォームであり、音楽やポッドキャストを通じて、より多くのリスナーに影響を与え、理解と受容を促進することができます。このSpotifyによる「GLOW」プログラムは、音声によるメッセージ拡散の好例といえるでしょう。今後も音声を活用した団体や企業などによるメッセージ発信の事例に注目していきたいところです。
朝日新聞ポッドキャストとは
朝日新聞ポッドキャストは、朝日新聞が提供する音声報道プログラムです。ニュースや社会問題に焦点を当て、多様なテーマを扱いながらリスナーに深い洞察を提供しています。特に「ニュースの現場から」という番組では、日々の出来事を専門家や関係者のコメントを交えて詳しく解説し、聴く者に新たな視点を提供することを目指しています。
参照元:SpotifyがLGBTQ+コミュニティのアーティストやクリエイターの多様な考えやクリエイティブな魅力を音楽やポッドキャストを通じてリスナーに紹介するプログラムを国内でも本格的に展開
こういうメッセージ発信はいろんなテーマに応用できそうだよね…例えば脱炭素の問題とか。