8月26日、米国ワシントンD.C.で国際カンファレンス「Podcast Movement」が開催されました。カンファレンスでは、Cumulus Media、Amplifi Media、System1による最新の共同調査結果が発表され、ポッドキャストリスナーは新しい番組を聴くことに積極的であることがわかりました。
ポッドキャストの新番組を、どのようにリスナーに訴求するか
この調査は、月に一度以上ポッドキャストを聴く156人のリスナーを対象に行われ、新しいポッドキャストを試す際に何が決め手となるのかが調査されました。その結果、85%のリスナーが新しい番組を試すことに前向きであり、特に自分の関心のあるテーマが取り上げられているプロモーションに強く惹かれることが明らかになりました。
また、実験的で考えさせられる話題が扱われていたり、ユーモアやエンターテインメント性があるコンセプトも好まれる傾向にあります。
ポッドキャストのプロモーションは文脈が重要
調査結果でキーワードとして挙げられていたのは、文脈(コンテキスト)です。
プロモーションとポッドキャスト番組の内容が乖離している場合は低評価が下され、リスナー獲得には至らないことが示されました。逆に、プロモーションとポッドキャスト番組の内容が一致している場合、高い評価を得て、リスナーから継続的に聴取される傾向があるようです。
プロモーション戦略で意識すべき「文脈」
ポッドキャストのプロモーションにおいて文脈を意識することは、番組に対するリスナーのエンゲージメントを高めるために重要です。文脈を無視して、無理やりリスナーを獲得することを目指したプロモーション戦略は避けた方が良いでしょう。ポッドキャスト番組の特徴を今一度振り返りながら、必要に応じてプロモーション戦略の最適化をはかる必要があるといえるでしょう。
Podcast Movementとは
「Podcast Movement」は、ポッドキャスト業界の最新トレンドや技術革新を探求するための大規模な国際カンファレンスです。毎年開催され、業界の専門家やポッドキャスターが集まり、セッションやネットワーキングの機会を提供します。コンテンツ制作、広告、マーケティングなど、多岐にわたるテーマが扱われ、ポッドキャストの未来を見据えた議論が展開されます。
期待値が高かったのに、内容にがっかりしたときのGAPたるや...。誇張は誰もHAPPYにならないぜ。