ロート製薬、孤独・孤立の心理的負担に寄り添う音声対話AIを開発


ロート製薬は、ソフトウェア開発会社のPKSHA Technologyと共同で、孤独や孤立感を抱える子どもや若者、高齢者の心理的サポートを目指す「寄り添い型音声対話AI」を開発したと発表しました。

ロート製薬、孤独・孤立の心理的負担に寄り添う音声対話AIを開発

引用元:『寄り添い型音声対話AIをPKSHAと共同開発、社会実装に向けた検証を開始』

 

音声AIでウェルビーイングをサポート

ロート製薬は、超高齢社会を迎え孤独・孤立が課題となる日本で、ウェルビーイング(健康で幸福な状態)の重要性を強調しています。今回発表されたAIは、質問に即答するのではなく、利用者の話を傾聴することに特化し、心の内面に寄り添いながら対話を試みるソリューションです。会話を適切な速度で進めるなどの工夫により、利用者が安心して自分の気持ちを表現できる設計となっている模様です。

すでに自治体での検証も

このAIはすでに自治体での検証も行われ、孤独・孤立感の解消やポジティブな心理的効果が確認されています。実際に、登校が困難な子どもたちを対象に行い、参加者からは「気持ちが軽くなった」「普段話せない話題を共有できた」といった好意的な評価が寄せられたとのことです。今後は企業や行政との協業を通じ、さらなる活用の可能性を探っていくとしています。

PKSHA Technologyとは

PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は、日本発のAIソリューション企業で、自然言語処理や画像認識、機械学習などの先端技術を活用したサービスを提供しています。主な事業分野には、カスタマーサポートの自動化、スマートファクトリーの効率化、データ分析などがあり、さまざまな産業に向けたAIソリューションを展開しています。また、企業や自治体と連携し、社会課題解決を目指す取り組みも行っています。

参照元:寄り添い型音声対話AIをPKSHAと共同開発、社会実装に向けた検証を開始


AMI(エイミー)

AIで孤独の解消ができるのなら、人類は一段新しいフェーズに突入するかもね。

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