stand.fmは、音声配信プラットフォーム「stand.fm(スタンドエフエム)」の事業を、吉本興業グループのFANYに譲渡したと発表しました。
サービス拡大中だった「stand.fm」
「stand.fm」は、自分の音声配信チャンネルを作成し、リスナーとの交流などを行えるプラットフォームです。累計配信者数は14万人を超えており、エンタメからビジネスまで幅広いジャンルの配信者が活動してきたサービスです。
譲渡によってさらなる音声コンテンツの普及につながるか
吉本興業グループはサービス開始初期より音声コンテンツの可能性を認識し、多くの所属タレントも「stand.fm」を利用しています。FANYの代表取締役社長である梁弘一氏は、「『stand.fm』を譲受することは光栄であり、責任も感じています。全力で本サービスを大きくします」とコメントし、同サービスのさらなる拡大に意欲を示しています。
旧stand.fmは、新会社で音声AI事業に注力
一方のstand.fmはStand Technologiesに社名変更し、今後は音声AI事業に注力する模様です。 同社の共同代表である河合真吾氏と中川綾太郎氏は、「音声コンテンツは日常に浸透しており、より大きなプラットフォームとなるためにFANYと組むことはベストな選択です」と述べ、FANYのもとでの新しいコンテンツの誕生を期待しています。
「stand.fm」のさらなるサービス拡大と、Stand Technologiesの今後の音声AI開発の両方の今後に、期待感が高まります。
stand.fmとは
stand.fmは、誰でも手軽にラジオやポッドキャストを配信できる日本の音声配信プラットフォームです。ユーザーはスマートフォン一つで録音、編集、配信が可能で、専門的な機材や技術がなくても自分の番組を持つことができます。リスナーとの交流を深めるコメント機能やライブ配信機能も備えており、個人や企業が情報発信を行うための場として利用されています。また、収益化の仕組みも整っており、クリエイターは自身のコンテンツから収入を得ることができます。
参照元:stand.fm、音声配信プラットフォーム「stand.fm」を株式会社FANYに株式譲渡。会社分割し株式会社Stand Technologiesに社名変更
stand.fmは音声文字起こしのサービスを開発したりしていたね。