米国のスタートアップであるBoardyが、300万ドル(約4億5,000万円)の資金調達を完了しました。同社は、AI音声アシスタントを活用した新たなマッチングサービスを提供しており、ビジネスにおける効率的なネットワーキング実現を目指しています。
AIで効率的なネットワーキングを実現
Boardyの仕組みはシンプルです。ユーザーが自分の電話番号を登録すると、「ボーディ」と名付けられたAI音声アシスタントから電話がかかってきます。ユーザーが「どんなことに取り組んでいるか」を話すと、AIが同じサービスを使っている人の中から、助けになりそうな人を見つけて紹介します。
紹介を進める前にAIは双方に確認を取り、両者が同意すればメールでつながりを作ります。本サービスを通じて、新しい顧客やビジネスパートナーを見つけたり、新しい仕事のチャンスを広げたりすることが可能になるとのことです。
資金調達と今後の展望
今回の資金調達は、投資ファンドHF0(エイチエフゼロ)が主導し、複数のベンチャーキャピタルが参加しました。この資金をもとに、AIをさらに改良するほか、つなげる対象となる人々の範囲を広げていく予定です。
Boardyの創業者であるデスーザ氏は「将来的にはBoardyを通じて、より多くの投資家と出会いたい」と述べており、自社サービスの有用性をアピールしています。
HF0(エイチエフゼロ)とは
HF0(エイチエフゼロ)は、初期段階のスタートアップへの投資を専門とするアメリカのベンチャーキャピタルです。同社は革新的な技術やサービスを持つ起業家を支援し、資金提供だけでなく、ネットワーキングや経営のアドバイスを通じて成長をサポートします。特に、AIやソフトウェア分野で注目される企業への投資実績が多く、スタートアップが市場で成功を収めるための環境を整える役割を果たしています。HF0は、迅速な意思決定と起業家へのパートナーシップ姿勢で高い評価を得ています。
参照元:AI networking startup Boardy raises $3M pre-seed
これすごく面白そうなんだけど、詐欺リスクもありそうだな。