ポッドキャストを聴いているとき、話者が何と言ったのか分からないという場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか。
そうした場面で活躍するのがポッドキャストのスクリプト(文字起こし)機能です。この記事では、スクリプトを表示する方法や、利用可能なプラットフォーム、特徴について紹介します。
Apple Podcast
Apple Podcastでは、エピソードの詳細ページから自動生成されたスクリプトを表示することができます。エピソードの再生と同時進行で各単語がハイライトされるようになっており、何を話しているのか知ることができます。
また、特定の単語やフレーズでエピソード検索をしたり、テキストをタップすることでそのシーンを再生することができます。
Apple Podcastのスクリプトは現時点で日本語に対応していませんが、英語やフランス語、スペイン語などに対応しており、今後も対応言語は拡大されていくと思われます。
Spotify
Spotifyでも、エピソードの詳細ページにある「文字起こし」というセクションから自動生成されたスクリプトを表示することができます。Apple Podcastと同様に、エピソードの再生と同時進行で各単語がハイライトされるようになっています。
Spotifyのスクリプトは、Apple Podcastと異なり日本語にも対応しています。一方で、Apple Podcastでは、ポッドキャスターが自分で作ったスクリプトを利用することができますが、Spotifyでは自動生成されたスクリプトのみ利用可能となっています。
スクリプト機能を活用して、快適なポッドキャスト聴取を
スクリプトはポッドキャストを通じた英語学習などにうってつけの機能となっています。Apple Podcastは、ポッドキャスターが自分で作ったスクリプトを利用できることが特徴です。また、Spotifyは、日本語のスクリプトも利用できることが特徴です。ニーズに合わせて使い分けることをおすすめします。
なお、主要なポッドキャスト聴取プラットフォームのひとつであるAmazon Musicでは、Apple PodcastやSpotifyのようなスクリプトは利用することができません。今後の機能拡大に期待です。
トランスクリプトとは
トランスクリプトは、音声や映像の内容を書き起こした文章を指します。インタビューや会話の文字起こしのほか、映画やテレビ番組の字幕などで用いられています。
参照元:Apple Podcastにおける書き起こし、エピソードの文字起こしを表示する
Amazon Musicにもこういう機能あるといいな。