音声広告事業を展開するオトナルによる、FM大阪にて放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』。番組では毎回、話題のポッドキャスターやポッドキャスト番組を紹介しています。
2024年12月のゲストに、スポーツ雑誌「Sports Graphic Number」編集部で、ポッドキャスト番組『Number Podcast』を担当する涌井健策さんが出演しました。
ラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』とは
FM大阪で、毎週土曜20:30~21:00に放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー(通称:オトナルej)』。
本番組は、日々慌ただしい生活を送っているリスナーに、いま話題のポッドキャストなどの気になるコンテンツを紹介する「現実逃避コンテンツ紹介プログラム」です。本番組はポッドキャストとしてSpotifyやApple Podcast、Amazon Musicでも配信されており、ポッドキャスト限定の「アフタートーク」も聴くことができます。
Number編集部が語るスポーツの舞台裏を配信『Number Podcast』
スポーツファンにとって馴染みの雑誌である「Sports Graphic Number」。『Number Podcast』では、Number編集部である涌井さんがホストとなり、各スポーツ担当デスクとともに最新号の裏話を深掘りしていきます。特集の経緯や取材の舞台裏など、雑誌だけでは伝えられないスポーツの奥深いエピソードを聴くことができます。
番組名:Number Podcast
スポーツ雑誌「Sports Graphic Number」の編集者やライターが、取材や雑誌制作の裏話を解説。
時折アスリートをゲストにお迎えします。
URL:https://open.spotify.com/show/3zX8CzyuZpTCclnEik1jrC
番組では、『Number Podcast』の番組コンセプトや、スポーツ取材の舞台裏、良い記事を書くための極意などについて伺いました。さらに、涌井さん自身の音声コンテンツに関する原体験や、日々の現実逃避についてお聞きしていきました。
前編:スポーツ好きにはたまらない!雑誌制作の裏側&熱量を伝える『Number Podcast』
前編である第14回では、番組コンセプトや雑誌取材の裏話についてお聞きしました。
編集部の各スポーツ担当デスクを毎回ゲストに呼び、取材の舞台裏をインタビューしていく『Number Podcast』。例えば、プロ野球の日本シリーズ特集号の表紙について。よくあるマウンドに集まった選手たちの歓喜の写真でなく、二遊間を守った横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手、森敬斗選手のふたりの写真が起用されています。なぜこの写真を撮ることができたのか。編集部のこだわりを伺える裏話を聞くことができました。
ラジオでは、雑誌だからこそできる写真を活かした誌面づくりの話も盛り上がりました。涌井さんのお気に入りは、2023年夏の甲子園で優勝した慶應義塾高等学校野球部を年末に取材したときの写真。大会で主力だった選手数名をあえて校舎で取材。学生服を着た彼らの姿に、青春が終わる寂しさを感じさせる表現になっています。甲子園での思い出を熱く語る姿とともに、今しか撮れない写真になっていたといいます。
反響の大きいエピソードとして、涌井さんは大谷翔平選手に長年取材しているジャーナリスト・石田雄太さんをゲストに招いた放送回を挙げました。世界的に注目されている大谷翔平選手に石田さんがどう向き合っているのか。インタビュアーとしての哲学など、ここでしか聞けない貴重な話を聞くことができるそうです。
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後編:M-1や将棋特集も。Numberが考える、「スポーツ」の定義とは
後編にあたる第15回では、「Sports Graphic Number」の編集方針や、涌井さんの日々の現実逃避についてお聞きしました。
Numberではスポーツ雑誌でありながら、将棋やM-1グランプリなどを特集することがあります。Number編集部ではこれらを「スポーツ」として定義。「ルールが明確であり、勝ち負けがあればスポーツである」とし、読者に新たな視点を提供しています。
こういった特集を組むうえで、何よりも大事なのは“書けるライター”がいるかどうか。将棋でもM-1でも、Numberらしさを打ち出すためには、Numberらしいテイストを理解できるライターがいないと成立しないといいます。逆にいえば将棋やM-1グランプリの特集も、情熱を持って書けるライターがいたからこそ実現した企画だといえるでしょう。
ポジティブな人柄が見える涌井さんでも、現実逃避したくなるときがあるそう。仕事の都合上、多くの人とコミュニケーションをとりますが、休みの日にはランニングをしたり、読書の時間をとったりと、ひとりの時間を大切にするそうです。
番組は、以下のポッドキャストからお楽しみください。
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今回の『WEEKLY PODCAST TOPICS』
番組内のオトナル代表・八木氏がお送りするコーナー「WEEKLY PODCAST TOPICKS」では、「亡くなったテレビ司会者がAI技術で蘇る?故人のポッドキャストシリーズが年内配信へ」、「ジャパンポッドキャストアワードの第6回が開催決定」を紹介しています。
第14回のトピック:動画コンテンツVS音声コンテンツ。重要なメッセージを伝えるには音声のみが効果的。
英国のNight Train Digitalは、故マイケル・パーキンソン氏の声をAIで再現し、著名人との対談番組「Virtually Parkinson」を制作することを発表しました。パーキンソン氏に関するデータと過去のインタビューなどを活用し、話し方や語り口を忠実に再現し、対話者はパーキンソン氏との自然な対話が可能とのことです。
詳しく知りたい方はこちら→亡くなったテレビ司会者がAI技術で蘇る?故人によるポッドキャストシリーズ「Virtually Parkinson」が年内配信へ
第15回のトピック:今絶対に聞くべきポッドキャストを選出するジャパンポッドキャストアワードの第6回が開催決定
年に1度のポッドキャストの祭典、ジャパンポッドキャストアワードの第6回が開催決定となりました。一次選考がリスナー投票になるなど、選考プロセスも新たになりました。「今、絶対に聴くべきポッドキャスト」が見つかるかもしれません。
詳しく知りたい方はこちら→2025年も「JAPAN PODCAST AWARDS」開催決定。「今、絶対に聴くべきポッドキャスト」を選出
八木氏はポッドキャスト番組『オトマーケ|音声とマーケティングを考えるポッドキャスト - オトナル/Otonal Inc.』のパーソナリティも務めています。より深く音声コンテンツについて解説しているので、あわせて聴いてみてください。
まとめ:Number Podcast(2024年12月ゲスト)
本記事では、『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』の5回目のゲスト、『Number Podcast』の涌井健策さんとのトークについて紹介しました。
スポーツ界の華々しいエピソードに加え、編集者としてのこだわりも語ってくれた涌井さん。DJの原口氏は甲子園に出場経験を持つ高校球児だったこともあり、涌井さんの話に終始驚きや感銘を受けていました。
『Number Podcast』もさらなる展開を考えているとのこと。社内でたくさんの人を巻き込み、ポッドキャストのコンテンツを充実させていきたいと力を込めます。編集部員による対談コンテンツに加え、アスリートへのインタビューも載せた放送回も実験的に行っていくようで、今後がさらに楽しみになる話を聞くことができました。
各種ポッドキャストプラットフォームで番組を聴くには
前回の放送後記はこちら ⇒ 10月ゲスト『META TAXI』
次回の放送後記はこちら ⇒ 11月ゲスト『流行りモノ通信簿・ゲームなんとか』こへいさん
「AUDIO MARKETING INSIGHTS」では、今後も「オトナル原口大輝のエスケープジャーニー」に関する記事を投稿していきます。
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FM大阪『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』は毎週土曜夜20:30-21:00放送中。
ラジオはFM85.1MHz。PCやスマートフォンではradikoでもお聴きいただけます。
■番組への投稿は…
番組Webサイト:https://www.fmosaka.net/_ct/17719012
メッセージフォーム:https://fmosaka.futureartist.net/enquete/353724
Xハッシュタグは「#オトナルej」