音声広告事業を展開するオトナルによる、FM大阪にて放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』。番組では毎回、話題のポッドキャスターやポッドキャスト番組を紹介しています。
2024年11月のゲストに、ポッドキャスト番組『流行りモノ通信簿』、『ゲームなんとか』の配信者であるこへいさんが出演しました。
ラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』とは
FM大阪で、毎週土曜20:30~21:00に放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー(通称:オトナルej)』。
本番組は、日々慌ただしい生活を送っているリスナーに、いま話題のポッドキャストなどの気になるコンテンツを紹介する「現実逃避コンテンツ紹介プログラム」です。本番組はポッドキャストとしてSpotifyやApple Podcast、Amazon Musicでも配信されており、ポッドキャスト限定の「アフタートーク」も聴くことができます。
『流行りモノ通信簿』と『ゲームなんとか』からみえる、こへいさんが持つ魅力的な二面性
2つのポッドキャスト番組を運営しているこへいさん。どちらの番組もこへいさんの趣味・関心に紐づいていますが、話している内容は異なります。2つの番組を通して、こへいさんの“関心ごとの守備範囲”の広さが伝わってきます。
番組名:流行りモノ通信簿(通称:ハヤツウ)
【毎週日曜0時配信】
ポッドキャスト番組「流行りモノ通信簿」(#ハヤツウ)はこへいとホネストがお届けするゆるくてあさめの情報バラエティポッドキャスト番組です。
URL:https://kohehone.com/mail/
番組名:ゲームなんとか
「ゲームなんとか」はこへい・HARU・Danの3人がとにかくゲームの話をするポッドキャスト番組。うまくもなければ、くわしいわけでもない。でもゲームは好き。そんなパーソナリティがただひたすらにゲームの話をします。
番組では、2つの番組が立ち上がったきっかけや、ポッドキャストの収録方法、さらにはこへいさんがオススメするゲームなどを伺いました。
前編:2つの人気ポッドキャスト番組を配信中のこへいさん 商品紹介のこだわりは“ストーリー”だけを語ること
前編である第11回では、2つの番組のコンセプトや立ち上げたきっかけについてお聞きしました。
「ハヤツウ」のコンセプトは、身近に流行っていることを話題に取り上げて学んでいくというもの。とはいえ、そこまでコンセプトに縛られることなく、相方・ホネストさんとお互いが話したいこと、好きなことを自由に喋り合うことを大事にしているといいます。
家電製品好きのこへいさんは、新しい家電の情報をネタにすることが多いのですが、興味深いポイントとして、番組では商品の詳しい機能紹介はほとんど行わず、家電メーカーの開発への想いや製品化までのプロセスについてを熱く語っています。
本来、新機能など商品紹介をするのが一般的ですが、こへいさんは開発における紆余曲折のヒストリーに魅せられるそう。ときには、1時間のエピソード内で、開発に至るストーリーだけを話し続けた放送回もあるとのことです。
「ゲームなんとか」では、ハヤツウのように明確なコンセプトがあるわけではありません。あえていうならば、「ゲームについて語らいたいことをひたすら語っていくこと」がコンセプト。こへいさんは番組内で、ゲームを通じて自分が感じた思いや体験について話すことを意識しているそう。幼少期に楽しんだゲームの思い出話から、ゲームイベントのレポートなど、ざっくばらんに話を展開しています。
こへいさんのおすすめのゲームは、「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」。特に「ドラゴンクエスト」は、ポッドキャストをきっかけでプレイし始めたとのこと。同じくドラクエ好きの原口氏と、ヒロインの「ビアンカ・フローラ論争」について語り合いました。
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後編:15年続く秘訣はポッドキャストが自身のサードプレイスになったこと
後編にあたる第12回では、こへいさんの考えるポッドキャストについて、そして日々の現実逃避についてお聞きしました。
15年以上ポッドキャストを配信しているこへいさん。配信プラットフォームは日本語対応しておらず、番組登録や配信設定に苦戦を強いられたといいます。
気になるのは、15年間ポッドキャストを続けるための秘訣。こへいさんは、ポッドキャストの位置付けとして、仕事でもプライベートでもない、サードプレイスのような感覚があるといい、継続できた理由として挙げました。モチベーションが低いときもありながら、どことなく心地良い居場所をなかなか手放せないことから、なんだかんだ15年間も運営を続けられているとのことです。
番組後半では、現実逃避したくなったときに楽しむコンテンツについてお聞きしました。
こへいさんが挙げる現実逃避法は、ゲーム。今ハマっているのは、2004年にナムコから発売されたアクションゲーム「塊魂(かたまりだましい)」とのこと。プレーヤの持つ「塊」を転がし、巻きこみ、大きくするという「塊魂」に、2,3時間も没頭することがあるそうです。
ここ数年で、企業からの問い合わせが増えていると話すこへいさん。企業の担当者をゲストに招くなど、ポッドキャストは個人の趣味の範疇を超えた取り組みになりつつあるといいます。今後の展望として、「今まで受けてきた恩を返していくような番組に育てたい」と力を込めました。
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今回の『WEEKLY PODCAST TOPICS』
番組内のオトナル代表・八木氏がお送りするコーナー「WEEKLY PODCAST TOPICKS」では、「AI音声プラットフォームのCoeFontリアルタイム音声翻訳サービスのベータ版を提供開始」、「米国のポッドキャスト広告の出稿企業15社から考えるポッドキャストの人気ジャンル」を紹介しています。
第11回のトピック:AI音声プラットフォームのCoeFontリアルタイム音声翻訳サービスのベータ版を提供開始
AI音声プラットフォーム「CoeFont」が、自分の声をリアルタイムに多言語変換できるサービスを10月から提供開始しています。海外の方々とコミュニケーションをとる際に、自分の声がリアルタイムで英語に変換されて出力されるという、ドラえもんの「ほんやくコンニャク」のような利便性が注目されています。
詳しく知りたい方はこちら→CoeFont、リアルタイム音声翻訳サービス「Cross-Language Meeting」のベータ版を提供開始
第12回のトピック:米国のポッドキャスト広告の出稿企業15社から考えるポッドキャストの人気ジャンル
2024年8月度に米国ポッドキャスト広告を出稿した企業を見ながら、ポッドキャストで人気を博すジャンルについて解説しています。データを踏まえ、人気ジャンルの共通点などを詳しく説明しています。
詳しく知りたい方はこちら→Magellan AIが2024年8月のポッドキャスト広告支出額の上位15社を発表。スポーツジャンルへの出稿などが増加
八木氏はポッドキャスト番組『オトマーケ|音声とマーケティングを考えるポッドキャスト - オトナル/Otonal Inc.』のパーソナリティも務めています。より深く音声コンテンツについて解説しているので、あわせて聴いてみてください。
まとめ:流行りモノ通信簿/ゲームなんとか(2024年11月ゲスト)
本記事では、『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』の4回目のゲスト『流行りモノ通信簿』、『ゲームなんとか』のこへいさんとのトークについて紹介しました。
放送回を通して感じたのは、こへいさんの「好き」なものへの解像度が高いこと。解像度が高いと言語化もしやすくなり、「好き」なものの魅力を相手に説明することができるようになります。こへいさんのポッドキャスターと卓越した話術、そして趣味人としてのセンスの高さを感じることができました。
リモートでの収録にも関わず、終始明るく振る舞ってくださったこへいさん。実は「オトナルej」でDJを務める原口氏もゲームが大好き。好きなゲームや懐かしいゲームの話題で盛り上がるなど、対面収録かのような盛り上がりをみせました。
各種ポッドキャストプラットフォームで番組を聴くには
前回の放送後記はこちら ⇒ 11月ゲスト『ドングリFM』
次回の放送後記はこちら ⇒ (12月17日投稿予定)
「AUDIO MARKETING INSIGHTS」では、今後も「オトナル原口大輝のエスケープジャーニー」に関する記事を投稿していきます。
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FM大阪『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』は毎週土曜夜20:30-21:00放送中。
ラジオはFM85.1MHz。PCやスマートフォンではradikoでもお聴きいただけます。
■番組への投稿は…
番組Webサイト:https://www.fmosaka.net/_ct/17719012
メッセージフォーム:https://fmosaka.futureartist.net/enquete/353724
Xハッシュタグは「#オトナルej」