ポッドキャスト広告テクノロジーを提供するSounderが、同社の使用する技術スタックを一般に公開すると発表しました。この取り組みは、クリエイターやポッドキャスト業界全体の成長と収益化の促進するために行われるとのことです。
Sounderは技術のオープン化の最初のステップとして、自動音声認識(ASR)と書き起こし技術の公開を、APIを通して行うとのことです。
Sounderの自動音声認識技術
Sounderの自動音声認識技術は多様なアクセントや複数話者がいる番組形式、さまざまな録音環境に対応しています。そのライブラリには500万以上のエピソードに相当するデータが含まれており、音声テキスト変換APIの基盤として機能します。
同社はこの技術によって、文脈に則した広告配信や、ブランドセーフティの維持などのソリューションを提供しており、今回の技術公開はポッドキャスト業界の収益化促進と業界全体の活性化がねらいです。
さらなるツールやアプリの開発に期待
Sounderによる今回の技術公開は、クリエイターや開発者がSounderの先進的な技術にアクセスし、新しいツールやアプリケーションを開発するために活用することができます。業界の成長と収益化を促進し、ポッドキャストの可能性をさらに拡大しようとするこのような動きは、今後のポッドキャスト市場にも影響を与えるかもしれません。
Sounderとは
Sounderは音声技術分野に特化した企業で、主にポッドキャストの文字起こしや音声認識技術を提供しています。彼らの技術は、ポッドキャストの音声内容をテキストデータに変換し、広告配信やブランドセーフティの最適化に貢献しています。最近では、そのAPIを一般に公開し、ポッドキャスト業界の成長と収益化を促進する動きを見せています。
参照元:Sounder Democratizes its Technology Stack with Open APIs, Fueling Podcast Industry Growth
なんでも独り占めはだめよっ、てね。この手のAPIは増えてきそう。