Spotifyの広告賞「Hits」が日本で初開催。応募も受付中。


Spotifyは、同社が主催する広告賞「Hits」を日本で初開催することを発表しました。2024年3月から7月まで応募受付を行い、9月頃に受賞キャンペーンが発表される予定です。

Spotifyの広告賞「Hits」が日本で初開催。応募受付も開始

引用元:Spotify Advertising Hits Japan 2024

「Hits」は2023年にブラジルとメキシコで始まったSpotify主催の広告賞です。2024年は、日本やアメリカなど世界各国で開催されることになりました。

Spotifyのミッションは、才能あるアーティストやクリエイターが作品への対価を得るとともに、たくさんのファンがその作品を楽しみ、インスピレーションを受けることによって、人間のクリエイティビティを解き放つこと。広告もその一部です。

音声と動画のフォーマットやストリーミングデータによるターゲティングなど、Spotifyの広告の特性を活かしたクリエイティブなアプローチで、人々の心を動かし、ブランドのビジネスの成長に貢献したキャンペーンを表彰します。

アワードカテゴリー

「Hits」には3つのカテゴリーが設けられています。複数のカテゴリーへの応募が可能になっていて、場合によっては応募外のカテゴリーで受賞する可能性もあります。

Future Sounds(ベストオーディオキャンペーン)

Spotifyの音声広告を活用してクリエイティビティに富んだ革新的な音声でブランドのゴール達成に貢献したキャンペーンを表彰するカテゴリーです。下記を応募要件としています。

  • 少なくとも1つの音声広告を出稿していること

Sound & Story(ベストマルチフォーマットキャンペーン)

音声と動画、複数のSpotify広告フォーマットを組み合わせて成果を生んだキャンペーンを表彰するカテゴリーです。下記2つを応募要件としています。

  • 広告フォーマットごとにカスタマイズした複数バリエーションの広告クリエイティブを使用していること
  • 音声と少なくとも他1つの広告フォーマットを併用していること

Spotify Mic Drop(グランプリ)

すべてのキャンペーンの中で、Spotify広告を効果的に活用した戦略とクリエイティブでブランドのゴール達成に最も大きく貢献したキャンペーンを表彰するカテゴリーで、Future SoundsとSound & Storyに応募されたすべてのキャンペーンが審査対象となります。

審査員

審査員は、博報堂 執行役員の嶋浩一郎氏や電通デジタル クリエイティブ領域執行役員の田中寿氏など6名が務めます。

応募されたキャンペーンはSpotify広告のベストプラクティスに基づいてクリエイティブ、戦略、数値的成果の3要素で評価されます。

Spotifyの広告賞「Hits」が日本で初開催。応募受付も開始

引用元:Spotify Advertising Hits Japan 2024

スケジュール

応募受付は2024年3月に開始され、7月31日が応募締め切りとなっています。9月頃に受賞キャンペーンが発表され、10月に開催予定の広告主・パートナー向け招待制イベント「Spotify Supper Club」で授賞式が行われる予定です。

アワードに向け高まる期待

「Hits」は2024年7月までに効果検証が行われたすべてのSpotify広告キャンペーンを対象としています。デジタル音声広告市場が拡大する中で、こうした広告賞の存在がさらに市場を後押ししていくことが期待されます。

ポッドキャスト広告とは

ポッドキャスト広告は、音楽配信サービス、音声アプリなど、“インターネットの音声メディア”の中で配信される「デジタル音声広告」の一つです。高いブランド認知性能や、スキップされづらい高い広告再生率を誇ります。またラジオ広告とは異なりリスナーデータを活用して、聴取エリアや聴取コンテンツなど媒体に応じた広告出稿のターゲティングが可能です。

参照元:Spotify Advertising Hits Japan 2024


AMI(エイミー)

このSpotifyの広告賞、初回はブラジルとメキシコだけだったのがなぜか気になる...。

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