エジソンリサーチの年次調査「Infinite Dial」が発表され、米国のストリーミング音声配信サービスとポッドキャストの聴取数が過去最高の記録を達成したことが明らかになりました。
オンライン調査は2024年3月14日から20日までの間に行われ、12歳以上の米国人1,200人が対象となります。
ポッドキャストの利用率は米国人の50%に迫る勢い
ポッドキャストの聴取範囲は全体的に増加しており、過去1ヶ月間にポッドキャストを聞いた米国人の割合は47%で、前年に比べ12%増加しました。リスナー数の増加はすべての年齢層で見られたものの、特に女性リスナーの数が増加したことが、利用率の増加に大きく貢献したとされています。
ストリーミング音声配信サービスの聴取率好調、サービス別ではSpotifyが人気
ストリーミング音声配信サービスの聴取数も過去最高を記録し、12歳以上の米国人の76%が過去1ヶ月間にサービスを利用しています。
ストリーミング音声配信サービスのブランドの中では、12歳~54歳の間でSpotifyが最も支持されていました。
スマートスピーカーは一人あたり所有台数が増加
スマートスピーカーの利用率は、前年度からほぼ横ばいという結果になりました。
しかし、一人あたりの所有台数をみると、スマートスピーカー所有者のほぼ半数が3台以上のデバイスを所有していることが分かりました。生活のあらゆる場所で、スマートスピーカーが利用されていることが伺えます。
日本国内ではオトナルがポッドキャストの利用調査を実施
日本国内におけるポッドキャストの調査といえば、オトナルと朝日新聞社による共同調査である「第4回ポッドキャスト国内利用実態調査」も、先日発表されています。本誌では、その調査の制作秘話や注目すべきポイントなどについて紹介しています。
本調査レポートは全41ページ。10,000人を対象に実施された調査データとなっており、音声メディアほか、24媒体の調査レポートも掲載されています。
『ポッドキャスト国内利用実態調査』の資料ダウンロードはこちらからどうぞ。
エジソンリサーチとは
エジソンリサーチ(Edison Research)は、市場調査と世論調査の分野で国際的に活動する企業です。特に、音声領域におけるリスナーの行動や嗜好に関する研究で知られています。毎年、「InfiniteDial」という調査を通じて、米国のポッドキャストをはじめとした音声メディアに関する調査を公開しています。
参照元:Infinite Dial: ポッドキャストとオンライン オーディオの視聴が過去最高を記録
日本でもポッドキャスト利用率が50%を越えた!!って夢を見たよ。正夢(まさゆめ)になってくれ!