ポッドキャスト分析プラットフォームを提供するMagellan AIが、2024年4月のポッドキャスト広告支出額の上位15社を発表しました。上位15社のうち10社は前月と変わらず、支出総額は6%下落しました。
支出額上位にはアマゾンやトヨタ
4月の支出額トップ4社は前月と変わらず、メンタルヘルスケアアプリのBetterHelpが約770万ドルで1位となりました。2位にアマゾン、3位にオンラインカジノのVGWと続き、4位にはトヨタがランクインしています。
また、3月には上位15社にランクインしていたAppleやMetaは、4月にはランク外になっています。その一方で、ウォルト・ディズニー・カンパニーが新たにランクインしています。上位15社による支出総額は約4,600万ドルとなり、前月の約4,900万ドルと比べると6%減という結果になりました。
2024年は前年上回る成長が予測
4月のポッドキャスト広告支出総額は3月をわずかに下回る結果となりましたが、2024年全体では前年を上回る成長が予測されています。
米国ではポッドキャスト広告収入が前年比12%増の20億ドル以上となることが予測されており、日本を含む世界でも同様の成長が見込まれています。全体の流れをつかみながら、月ごとや四半期ごとのトレンドや情勢の変化にも注目が必要です。
Magellan AIとは
Magellan AIは、ポッドキャスト広告とマーケティングのための分析プラットフォームを提供する企業です。彼らは、広告主、代理店、そしてポッドキャスト配信者向けに、リアルタイムの広告トラッキングと市場分析を行うことで、ポッドキャスト広告のROIを最大化することに注力しています。Magellan AIは、広告の出現回数、リーチ、およびポッドキャスト広告キャンペーンの影響を測定するための情報を提供し、クライアントがより効果的な広告戦略を策定できるよう支援しています。
参照元:April podcast ad spend drops 6% (Magellan); 10 of top 15 are repeaters
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