音声生成・音声認識AIでコールセンターの自動化に取り組んでいるIZAI(イザイ)が、マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されました。
コールセンター効率化AIを提供
IZAIは、AIソリューションの社会実装を掲げている東京大学発のテクノロジースタートアップです。コールセンター効率化AI「IZAI assist」や、コールセンター向け感情解析・評価AIを提供しています。
今回、IZAIが採択された「Microsoft for Startups Founders Hub」は、マイクロソフトが提供しているスタートアップ向けの支援プログラムです。スタートアップによるイノベーションを加速させるためのリソースやサポートの提供を目的としており、採択されると、Microsoft 365やAzure、Stripeなどマイクロソフトの開発環境やツールの提供のほか、技術・事業支援などを受けることができます。
IZAIは今後、音声認識や自然言語処理、音声合成などの技術を結集し、汎用的な完全自動応答のコールセンターの実現を目指すとのことです。
日本でも広がる音声生成AIの活用
音声生成AIの活用は米国やヨーロッパで進んでいますが、日本でも東大発のベンチャーNABLASは日本語対応の超高速音声生成モデルを開発しているなど、広がりを見せています。今後、日本においてどのような音声生成AIの活用が見られるか、注目されます。
音声生成AIとは
音声生成AIとは、音声を合成して生成する技術を持つ人工知能のことを指します。この技術は、テキストや音声データを基に、人間のような音声を生成することができます。音声生成AIの技術には、テキストから音声を合成する「テキスト・トゥ・スピーチ(TTS)」と、音声を他の音声に変換する「ボイスコンバージョン」が含まれます。また、最近ではより自然な発音や感情表現が可能な技術も進化してきています。
参照/引用元:音声生成AIでコンタクトセンターのAI・DXに取り組む株式会社IZAI(イザイ)、Microsoft for Startups Founders Hubに採択
コールセンターの心理的な負担をAIが解決してくれるといいね。