ポッドキャスト「コテンラジオ」を運営するCOTENとサイバーエージェントが業務提携


COTENとサイバーエージェントが、インターネット広告事業で業務提携を結び、社会課題に取り組む「人文知研究所」を新設したことを発表しました。

『コテンラジオ』のCOTENとサイバーエージェントが業務提携

引用元:『「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」を運営するCOTENとサイバーエージェント インターネット広告事業が人文知分野において業務提携』(PR TIMES)

企業経営に新たな視点を

COTENは、ポッドキャスト『コテンラジオ』などの運営を通じて、人文知と社会をつなぐ取り組みを続けています。

今回の協業では、人文知の知見にアクセスすべき対象を企業と定めています。広告やエンタメで幅広く実績のあるサイバーエージェントと提携することによって、企業へインパクトを与えることを目指しているといいます。

サイバーエージェント常務執行役員、内藤貴仁氏のコメント

サイバーエージェントの常務執行役員である内藤貴仁氏は、「激動の時代において、社会をどう捉えるかが重要であり、そのために人文知を活用した組織が必要」と述べ、COTENとの協力に大きな期待を寄せています。

この度、COTENさんにご協力頂き、弊社のインターネット広告事業本部内に、人文知を役立てる専門組織「人文知研究所」を立ち上げました。
昨年、GOの三浦さんに深井さんをご紹介頂き、COTENさんの活動を聞いて、我々にとってかなり重要な取り組みになるだろう、とすぐに思いました。
「なぜ女性の活躍推進が求められるのか。我々は何をするべきか」
「世界がSDGsを必要とする理由は。日本は、広告会社は何をすべきか」
「王位や組織、集団の継承において、人類は数千年の歴史でどのように取り組んできたのか」
例えばこのような問いを、自分たちで徹底的に調べ、理解し、徹底的に考える。
社会と世界の現状を理解する。
社会のタブーがどんどん変わる激動の時代。
この激動の時代の中で、社会を「どうみれば」いいのか。
この「社会の見方」が、これからもっともっと重要になると思っています。
これらの取り組みを自社の経営に活かすのはもちろん、
今後は広告主企業の皆様に、人文知研究所の成果を還元していければと思っています。

COTEN代表取締役、深井龍之介氏のコメント

COTENの代表取締役である深井龍之介氏も、創業以来の目標である「人文知と社会の架け橋」への一歩を踏み出せたことに感慨を覚えており、企業に対して人文知のインサイトを提供し、経営判断の支援を行っていく意向を示しました。

人文知と社会の架け橋になることは、COTENの創業以来の目標です。
そのきっかけとして、私たちは「コテンラジオ」を始めましたが、ようやくその活動が実を結び、直接企業を支援できるようになったことに感慨を覚えています。
サイバーエージェントは、広告やエンタメという非常にバランス感覚が問われかつ社会的影響も広範にわたる領域に高いプレゼンスを持つリーティングカンパニーの1社です。そのような会社が、自ら問題意識を持って声をかけていただき、人文知研究所を立ち上げる最初のパートナーの1社となったことには深い意義を感じています。
しかし、人文知研究所の立ち上げ実績がない私たちと協力することは、大変な勇気が必要であり、周囲の理解を得る上でも苦労があったことと思います。その決断をいただいたことに、心から感謝しています。
COTENでは、コテンラジオのリサーチチーム以外にも、「女性活躍推進」「戦争防止のメカニズム」「ポスト資本主義」をテーマにしたリサーチチームをここ2年ほどで立ち上げています。これらのノウハウを最大限に活かし、サイバーエージェント インターネット広告事業本部のリサーチチームと共に人文知インサイトを提出し、それを基にした経営判断の支援を行っていきたいと考えています。

COTENとは

COTENは、福岡県福岡市に本社を構え、ポッドキャスト『コテンラジオ』の運営を通じて、歴史や文化に関する知識を広める活動を行っています。代表取締役の深井龍之介氏のもと、COTENは「人文知」と呼ばれる人間の歴史や文化に関する知識を社会と結びつけ、企業の社会的責任や持続可能な社会の実現を支援することをミッションとしています。企業経営に新たな視点を提供することで、社会への貢献を目指しています。

参照元:「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」を運営するCOTENとサイバーエージェント インターネット広告事業が人文知分野において業務提携


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