ポッドキャスト分析を行っているCoHostとポッドキャスト業界団体のSounds Profitableが、ブランデッドポッドキャストの影響を計測したレポートを公開しました。
90%のブランドがポッドキャストの効果に満足
レポートではブランデッドポッドキャストを実施している50のブランドを対象にして、ブランデッドポッドキャストの効果や影響に関して調査を行いました。
調査の結果、90%のブランドがポッドキャストの効果に満足しているという回答が得られました。また、64%のブランドが2024年もポッドキャストへの投資を継続、あるいは増額すると回答しました。
76%のブランドが、ブランデッドポッドキャストで重視していることはソートリーダーシップ(特定の分野・テーマにおける第一人者としての地位を築くこと)であると回答しており、46%のブランドがポッドキャストは他の媒体よりソートリーダーシップを確立するのに効果的であると回答しました。
課題も浮き彫りに
一方で、今回の調査では、ブランデッドポッドキャストの課題も浮き彫りになりました。58%のブランドが時間や人員のリソースに課題を抱えていると回答し、42%のブランドがポッドキャストマーケティングにおいて十分なサービスを受けられていないと感じていることが示されています。
様々なオウンドメディアがそうであるように、コンテンツ施策というのは手間がかかるもの。リソースと効果のバランスをいかに最適化できるかがブランデッドポッドキャストの運用の重要なポイントといえそうです。
ブランデッドポッドキャストとは
ブランデッドポッドキャストは、企業やブランドがマーケティング戦略の一環として制作・提供する音声コンテンツです。これらのポッドキャストは、製品やサービスの宣伝に直接的に焦点を当てるのではなく、リスナーに価値を提供するエンターテインメントや教育的な内容を通じて、ブランドの認知度を高めたり、顧客との関係を深めたりすることを目的としています。
参照元:The Impact of Branded Podcasts report released
ソートリーダーシップ(特定の分野・テーマにおける第一人者としての地位を築くこと)って重要だよね。