米国Z世代の84%がYouTubeでポッドキャストを探す。YouTubeがレコメンド機能を強化


米国で毎月ポッドキャストを聴いているZ世代の84%が、YouTubeでポッドキャストを探していることがYouTubeのオフィシャルブログにて紹介されています。

米国Z世代の84%がYouTubeでポッドキャストを探す。YouTubeがレコメンド機能を強化

このブログはYouTubeクリエイターとのコミュニケーターであるレネ・リッチーとYouTube 最高プロダクト責任者であるヨハンナ・ヴーリッチによるトーク形式の動画をまとめたものです。

この動画では、YouTubeでのポッドキャスト聴取の重要なポイントを下記のように語っています。

  • YouTubeの秘密のソースは、レコメンデーションです。ポッドキャスターは、YouTubeならではの新しい視聴者を獲得することができます。
  • YouTubeは、あなたのライフスタイルに合ったポッドキャストを独自に提供しています。車の中でYouTube Musicで聴き、家でテレビとYouTubeで見てエピソードを終えることができます。

YouTubeは国内でも昨年からポッドキャスト聴取への対応をスタート

昨年、YouTubeはポッドキャストの視聴体験を向上させるため、YouTube Musicにポッドキャストを追加しました。

このアプリは有料メンバーシップを必要としておらず、多くのユーザーにポッドキャストを提供することとなりました。過去の記事では、『YouTubeにポッドキャストをRSSフィードで送り込む方法のまとめ』も紹介しています。

ポッドキャストのプラットフォームとして

サードパーティのRSSポッドキャストのサポートやAndroid Autoでの使用体験の向上など、YouTubeはポッドキャストのプラットフォームとしての地位を強化する方針を重視しています。またレコメンデーションやディスカバリー機能のアルゴリズムを刷新し、新しいコンテンツを簡単に探せるような改善に取り組んできました。

国内ポッドキャスターにとって、YouTubeは重要なプラットフォームとなるか

近年、ポッドキャストはクリエイターにとって重要なメディアとなっています。様々な番組がある中で、世代によって「ポッドキャスト番組の聴き方」が異なることが分かってきました。

日本国内でもYouTube系サービスでのポッドキャスト聴取は10%弱に

米国ではZ世代のリスナーがYouTubeを活用していますが、2024年3月に公開された【オトナル・朝日新聞社調べ】の第4回ポッドキャスト国内利用実態調査によると、国内でもYouTubeと連動したサービスであるYouTubeMusicでポッドキャストを聴いている層が9.3%いることが明らかになっています。

YouTubeはポッドキャスターに欠かすことができないものに

YouTubeはポッドキャスト市場での影響力を拡大し、クリエイターやリスナーの両方にとって魅力的なプラットフォームとして成長を続けています。これからのポッドキャスト配信において、YouTubeへの配信は欠かすことができないものとなっていきそうです。

YouTube Musicとは

YouTube Musicは、YouTubeが提供する音楽プラットフォームです。広大な音楽ライブラリやアーティストの楽曲、ミュージックビデオにアクセスすることができます。個々の好みに基づきパーソナライズされたプレイリストやレコメンドも備え、ユーザーはオンラインで楽曲を聴くだけでなく、オフラインでの利用も可能です。また、ポッドキャストやライブラリに保存した楽曲を共有・管理する機能も含まれ、総合的な音楽体験を提供しています。

参照元:Release Notes: Shaping the Future of Podcasts with YouTube


AMI(エイミー)

84%ってすごい数字だけど、ほんとに・・・?

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