Spotifyは、デジタル音声広告賞「Spotify Hits」を日本で初開催し、2024年10月15日に第1回となる受賞作品を発表しました。
Spotify、デジタル音声広告のクリエイティブアワード「Spotify Hits」を日本で初開催し、グランプリと2部門の受賞作品を発表
グランプリはケンタッキー・フライド・チキンの「和風チキンカツバーガー」CM
グランプリ（Spotify Mic Drop）を受賞したのは、日本ケンタッキー・フライド・チキンの「和風チキンカツバーガー」のデジタル音声広告でした。「和カツ食いに行く」と「高須クリニック」で韻を踏み、「高須クリニック」のCMソングの替え歌を通して、リスナーに「和カツ」の愛称と商品のユニークさを印象付けました。
アース製薬、エスエス製薬も受賞
アース製薬はベストオーディオキャンペーン（Future Sounds）を受賞。タレントの小島よしお氏を起用し、立体的な音声効果と共に彼の鉄板フレーズ「そんなの関係ねぇ」や、「ダイジョブダイジョブ」を組み合わせることで、蚊取りブランドとしての信頼感を強調しました。
エスエス製薬はベストマルチフォーマットキャンペーン（Sound & Story）を受賞。「睡眠」というテーマに焦点を当て、「世界中の子守歌を聞いて楽しめる」キャンペーンを行いました。
デジタル音声広告市場のさらなる活性化を目指して
Spotify広告は、ユーザーの「ながら時間」にもリーチできるため、広告表現の可能性を広げています。音楽に乗せた広告は、リスナーにとっての強いメッセージとなり、ブランドとのエンゲージメントを高める重要な要素となっています。
デジタル音声広告市場をリーディングカンパニーであるSpotifyが、事例を通じたノウハウを広く共有し、市場の活性化を促すことが期待されています。
Spotifyとは
Spotifyは2008年にサービス開始したスウェーデン発の音楽ストリーミングサービスです。ユーザーには数千万曲をオンデマンドで聴く機会を提供し、無料プランでは広告が含まれ、有料のプレミアムプランでは広告なしで高音質の楽曲を楽しむことができます。ポッドキャストやオーディオブックのコンテンツも充実しており、パーソナライズされたプレイリストや音楽発見の機能を通じて、世界中のユーザーに新しい音楽体験を提供しています。
参照元：Spotify、デジタル音声広告のクリエイティブアワード「Spotify Hits」を日本で初開催し、グランプリと2部門の受賞作品を発表
「和カツ食いに行く」と「高須クリニック」の韻を踏んでるクリエイティブすごいな。何度も聴きたくなるわ。