2024年8月19日、第77回広告電通賞が発表されました。今回の総合賞はサントリーホールディングスで、同社にとって2年ぶり通算26回目となる受賞となります。またオーディオ広告部門では大塚製薬が最高賞を受賞しました。
サントリーHDがフィルム広告部門とOOH広告部門で最高賞を受賞
サントリーホールディングスは、フィルム広告部門とOOH広告部門でそれぞれ最高賞を受賞。フィルム広告部門では、「ザ・プレミアムモルツ『無言の父たち』篇」が、OOH広告部門では、「企業広告『人生には、飲食店がいる。』」が選出されました。また、3つの銀賞も受賞し、同社の広告活動の多様さとクオリティの高さが示される結果となりました。
オーディオ広告の最高賞は大塚製薬に
今回の広告電通賞では、2023年4月から2024年3月までに実施された広告コミュニケーション作品1,178点が応募されました。選考では、広告が社会や生活者にどのような影響を与えたかが重視され、最終的に7つの部門で最高賞・金賞・銀賞が選出されました。オーディオ広告賞では大塚製薬が最高賞を、金賞を大正製薬とアサヒビールが受賞しました。
広告コミュニケーションの力を再認識
広告電通賞は、その長い歴史を通じて日本の広告業界における基準を高め続けてきました。特に受賞作品は、社会に対する深い洞察と創造性に優れ、広告コミュニケーションが持つ力を再認識させるものとなっています。多くの広告主やクリエイターにとって、広告電通賞が今後も新たな挑戦の原動力となることが期待されます。
広告電通賞とは
広告電通賞は、1947年に創設された日本で最も歴史ある総合広告賞です。広告主の優れた広告コミュニケーション活動を顕彰することで、日本の産業・経済・文化の発展に寄与することを目的としています。選考は、全国の広告主、媒体社、クリエイター、有識者など約500人の選考委員によって行われ、特に社会に影響を与えた広告活動が評価されています。
参照元:第77回広告電通賞、決定
こういう賞をみると、最近の広告トレンドみたいなものも見えてきて面白いよね。