GoogleはAIノート作成アプリ「NotebookLM」に新機能「Audio Overview」を追加したことを発表しました。この機能によりドキュメントやスライドなどを1クリックで対話形式の音声に変換することができるようになる模様です。
Googleが開発を進めるNotebookLM
Googleが開発するNotebookLMは、複雑な情報を整理、理解するためのツールとして開発されてきました。ユーザーは資料をアップロードすることで、Google、NotebookLMに対話型の音声生成機能「Audio Overview」を追加AIから専門家のような回答や要約を得ることが可能です。
Audio Overviewの特徴
今回の新機能「Audio Overview」は、2人のAIホストがユーザーの資料に基づいてAIが資料を要約し、トピック間の関連性を説明しながらディスカッションを行う機能です。生成された音声はダウンロードすることも可能で、外出先などで利用することも可能とのことです。
問題や改善点など
「Audio Overview」機能は現在、英語のみで提供されています。また大規模なノートブックでは生成に時間がかかる場合があるなど、今後改善を要する部分もみられます。Googleは音声を通じて学習や記憶を促進することを目指しており、ユーザーからのフィードバックを基に今後も機能を強化していくと考えられます。
NotebookLMとは
NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載のノート管理ツールで、ユーザーがアップロードした資料やデータをもとに、要点をまとめたり、情報を深く理解するためのサポートを行います。Gemini 1.5のマルチモーダル機能により、GoogleスライドやウェブURLもサポートし、ファクトチェックや学習ガイドの自動作成も可能です。また、「音声概要」機能を使って、AIが対話形式で資料の要約を音声で提供することができます。
参照元:NotebookLM now lets you listen to a conversation about your sources
多分日本語に対応するのは時間の問題だね。教育系のポッドキャストとかの存在意義が問われそう。