FMラジオ局J-WAVEのIT関連会社であるJ-WAVE iは、長野県上田市真田地域に自治体アプリ「キクもん」のサービスを提供開始しました。
持続可能な地域コミュニティでの交流を活性化することを目的としています。サービスは、J-WAVE iが独自提供する自治体向けソリューションサービス「Groupair +」をベースに構築されています。
持続可能な地域社会をスマホのアプリで実現
「キクもん」は、上田市真田地域の住民向けに開発されたスマートフォンアプリで、地域情報の発信・共有に関する機能が備わっています。特に音声配信機能に重点を置いており、地域全体の情報伝達をスムーズにサポートします。
アプリの主な機能には、自治会グループや学校、サークル間での音声・テキスト・画像の情報配信、定時音声配信機能、そして緊急情報の即時配信が含まれています。地域住民への情報発信が簡単に周知できるだけでなく、緊急時の住民の安心・安全も担保することを目指しています。
熊本、和歌山、千葉での導入事例も
このような地域コミュニティ活性化を目的としたデジタルサービスは全国の地方自治体にも広がっています。
熊本県山鹿市「やまがメイト」、和歌山県有田郡湯浅町「ゆあさポート」、千葉県勝浦市「かつうらメイト」、長野県佐久市「さくステ」、長野県上伊那郡箕輪町「みのわメイト」など、各地域のつながりを再構築するコミュニケーションツールとして取り入れられています。
地域内でのイベントや活動情報なども逐一更新されるとのことで、住民同士のインタラクティブな活動にも繋がることが期待されています。
Groupair +とは
「Groupair +(グループ・エアー・プラス)」は、J-WAVE iが2015年から提供する音声コミュニケーションサービスで、防災対策と地域コミュニケーションの活性化を目的としています。このサービスは、平常時に地域イベントの情報を提供し、緊急時には自動再生機能で高齢者にも災害情報を届けることで、住民の安全管理に取り組んでいます。
参照元:自治体アプリのJ-WAVE i、上田市真田地域の地域コミュニケーションアプリ「キクもん」を提供開始
なんだかんだ高齢者の方たちは回覧板を回していくのがコミュニケーションとして便利だと感じそうだよな。