TOKYO FMは、ドワンゴと連携し、音声サービス「AuDee」のサブスクリプション型サービス「AuDeeメンバーシップ」のポータルサイトをオープンしました。
引用元：『～TOKYO FM✕ドワンゴ開発システム「sheeta」～ TOKYO FM開局55周年に向けて音声番組のサブスクサービス「AuDeeメンバーシップ」ポータルサイトをオープン』
ドワンゴのノウハウを活用
「AuDeeメンバーシップ」は、2023年11月に開始された旧「AuDee番組メンバーシップ」を発展させたもので、現在30以上の人気音声番組を配信。リスナーが限定コンテンツやアーカイブ配信を楽しむことができる月額550円からの有料サービスとなっています。
今回のポータルサイト構築には、ドワンゴが開発した次世代ファンコミュニティシステム「sheeta」が活用されています。このシステムは、国内最大級の動画プラットフォーム「ニコニコ」で培われた技術や、2,000以上のファンコミュニティ運営の経験を活かして開発されたものです。「sheeta」は、生放送や動画配信を高品質で提供する技術や、価格別にコンテンツを出し分ける機能を標準搭載しており、ユーザーエンゲージメントを最大化する仕組みを備えています。
「オーディオコンテンツ事業者」への一歩に
TOKYO FMは、開局55周年に向けて「FM放送事業者」から「オーディオコンテンツ事業者」への進化を掲げ、これまでの番組制作力に加え、リスナーサービスの向上と収益の拡大を目指しています。新たなポータルサイトでは、出演者によるオリジナルコンテンツや不定期の生動画配信、有料会員限定プレゼント企画など、従来以上にファンとのつながりを深める仕組みが導入しています。今後も、同局が掲げる新ビジョンの実現に向けた動向に注目が集まっています。
ドワンゴとは
ドワンゴは、日本のインターネット企業で、1997年に設立されました。主に音楽配信やエンターテインメント関連サービスを展開し、特に動画配信プラットフォーム「ニコニコ動画」の運営で知られています。ニコニコ動画は、視聴者がリアルタイムでコメントを投稿できる独自の機能を持ち、ユーザー参加型の文化を形成しました。また、ドワンゴは教育事業やAI開発、ゲーム制作など、多岐にわたる分野で活動しています。親会社であるKADOKAWAと連携し、コンテンツビジネスを強化しています。
参照元：～TOKYO FM✕ドワンゴ開発システム「sheeta」～ TOKYO FM開局55周年に向けて音声番組のサブスクサービス「AuDeeメンバーシップ」ポータルサイトをオープン
放送局がファンコミュニティを作る取り組み、音声と相性良さそう。