デジタルマーケティング企業のCARTA COMMUNICATIONS(CCI)が、2024年下期インターネット広告市場動向およびトレンドについての調査レポートを発表しました。

引用元:CCI、2024年下期インターネット広告市場動向およびトレンドについての調査レポートを発表 ~インターネット広告費は増加傾向、動画広告・コネクテッドTVが増加~
音声広告が大きく成長
今回の調査は、インターネット広告市場にどのような変化があったのか、広告予算の変化を捉えて新たな機会を探ることを目的に実施されたものです。広告主や広告会社、媒体社やメディアなどインターネット広告市場に関係がある人々を対象にアンケート形式で実施されました。
調査によると、これまで減少傾向にあったインターネット広告は2024年下期から復調傾向にあり、2025年もさらなる成長が見込まれています。
インターネット広告取引手法別にみると、ソーシャルやビデオ(WEB動画)、音声広告の実績が上昇しています。中でも音声広告は0.27ポイントの上昇と、最も高い成長が記録されています。

引用元:CCI、2024年下期インターネット広告市場動向およびトレンドについての調査レポートを発表 ~インターネット広告費は増加傾向、動画広告・コネクテッドTVが増加~
一方で、検索やビデオ(コネクテッドTV)、リテールメディアの実績は前回調査と比べて下落しています。インターネット広告における取引手法にどのような変化があるか、今後も注視が必要です。
デジタル音声広告とは
デジタル音声広告とは、インターネットを通じて配信される音声形式の広告です。主にポッドキャスト、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオなどのデジタル音声メディアで流れます。リスナーの興味や行動データに基づいてターゲティングされるため、効率的かつ効果的な広告配信が可能です。また、視覚情報に頼らない音声広告は、テレビや動画などでは届かない「ながら時間」へのアプローチが可能です。
参照元:CCI、2024年下期インターネット広告市場動向およびトレンドについての調査レポートを発表 ~インターネット広告費は増加傾向、動画広告・コネクテッドTVが増加~
日本国内での実績調査は貴重だから参考になるね。