rephonicがポッドキャスト市場の成長を言語別に分析。過去5年で最も高い成長率はインドネシア語


ポッドキャスト番組やリスナーのデータソリューションを提供するrephonicは過去5年間における成長データと2023年のApple Podcastsのデータを比較分析し、Apple Podcastsの言語傾向について面白い考察を発表しました。これにより、いくつかの言語が急成長し、一方で他の言語の成長が鈍化していることが明らかになりました。

rephonicがポッドキャスト市場の成長を言語別に分析。過去5年で最も高い成長率はインドネシア語

引用元:What Are the Fastest-Growing Podcast Languages?

言語別の成長度合いを比較・分析

インドネシア語:過去5年で最も成長したポッドキャスト言語

過去5年間、インドネシア語のポッドキャストは注目すべき成長を遂げています。2018年末から2023年末までに、インドネシア語のポッドキャスト数は10,000%以上も増加、2023年年末には番組数が155,000に達すると予測されています。この急激な成長は、COVID-19の流行によってポッドキャスト配信が一般的になったことが大きな要因であると言えます。さらに、テクノロジー・ブームや、「インドネシアのジョー・ローガン」と呼ばれるデディ・コルブジエが2019年に番組を開始したこともこの成長に寄与していると考えられています。

rephonicがポッドキャスト市場の成長を言語別に分析。過去5年で最も高い成長率はインドネシア語

引用元:What Are the Fastest-Growing Podcast Languages?

ウクライナ語:2023年に最も急成長した言語

ウクライナ語のポッドキャストが急成長しています。これは、現在進行中の戦争の影響で、多くのウクライナ人がロシア語からウクライナ語に意図的に言語を切り替えているのではないかと推測されます。また、新しいポッドキャスト番組も多く登場しました。戦争による国内の変化が、言語の使用傾向にも影響を与えている可能性があります。

rephonicがポッドキャスト市場の成長を言語別に分析。過去5年で最も高い成長率はインドネシア語

引用元:What Are the Fastest-Growing Podcast Languages?

ベトナム語:持続的な成長の兆し

ベトナム語のポッドキャストも着実に成長しており、2023年は成長が続く見込みです。ベトナムはアジアで最速の経済成長を遂げており、今後デジタル部門の更なる拡大も予測されています。ただ、メディア規制とオーディオブックへの関心が、ポッドキャスト成長の障壁となっているようです。

インドネシア語:成長が鈍化傾向

一方、インドネシア語のポッドキャストは成長が鈍化しています。この要因の一つとして、Spotifyがインドネシア市場で強く存在感を示すようになっており、番組をApple Podcastsに投稿する必要性が減少したことも関係しているのではないかと考えられています。

今後の各国のポッドキャスト市場の動向は?

インドネシア語の成長が鈍化傾向とはいえ、2023 年のポッドキャストの言語別人気ランキングにおいて、英語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語に次いで 、現在5 位にランクされています。インドネシア語は依然として人気のあるポッドキャスト言語の1つであるといえそうです。

2023年最も急成長を遂げた、ウクライナのポッドキャスト市場の詳細については「ウクライナのポッドキャスト市場が急成長。MEGOGOが調査結果を発表」こちらの記事でも紹介しています。インドネシア語の成長が鈍化している一方で、ウクライナ語やベトナム語は急成長を遂げている、これらの変遷は今後ポッドキャストの地域的なトレンドを形成していくこととなるでしょう。

Apple Podcastsとは

Apple Podcastsは、Appleが提供するポッドキャストプラットフォームで、ユーザーが様々なポッドキャスト番組を聴くことができるアプリケーションです。世界中のポッドキャストクリエイターが番組を提供し、ユーザーは簡単に検索・購読でき、最新のエピソードをストリーミングまたはダウンロードして楽しむことができます。この他にも、ポッドキャストを提供しているプラットフォームとして「Spotify」や「Amazon Music」、「Google Podcasts」などがあり、各プラットフォームごとのオリジナル番組なども配信されています。

参照/引用元:What Are the Fastest-Growing Podcast Languages?


AMI(エイミー)

戦争による言語の切り替えが起きてるって驚き・・・!要因は色々だね。

ポッドキャスト国内利用実態調査2022

日本国内におけるポッドキャストの利用状況とユーザーへの理解を深めるために、 株式会社オトナルと株式会社朝日新聞社が共同で調査を行っています。

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