[科学で考えるソニックマーケティング]第7回:お店の音の環境を見直してみませんか?


※本記事は、タクト株式会社のnote「ソニック・アーキテクト(音の総合建築家) ー タクト株式会社」からの転載記事です。

[科学で考えるソニックマーケティング]第7回:お店の音の環境を見直してみませんか?
お店や施設全体の音やBGMの環境を科学的、総合的に見直し、再構築してみませんか?

そうすることで、お客様の滞在時間が長くなり、売り上げアップに貢献できます。次回からの投稿では具体的に、レストランやスーパーマーケットの音の環境づくりの事例についてご紹介します。

結局スローテンポの曲とアップテンポの曲とどっちのBGMを流したらいいんじゃ~い!という疑問にもお答えします。答えはソニック・アーキテクトがもっています。

ソニック・アーキテクトはその場所の価値を高めるお手伝い

重要なのは、例えばレストランであれば、レストランを訪れるお客様は「居心地の良い場所」を求められているということ。

そして居心地の良い場所というものは、「音楽やサウンドはもちろんのこと、その空間に存在するすべての音やノイズが、そのレストランのスタイルやイメージ、ブランド、雰囲気とマッチしていること」から創られるわけです。ですから、スーパーマーケットの音の環境づくりに関しても、冒頭から申し上げているように「〇〇だけを流せばよい。」という答えはなく、我々ソニック・アーキテクトが、空間に存在するあらゆる音やサウンドや音楽を分析、構築、改善し、居心地良い空間を創り、「お客様が長居したくなり、また戻ってきたくなる空間」、つまりその場所の価値を高めるお手伝いをするというわけです。

音は複合的・戦略的に活用するもの

これは、「複合的・戦略的」な音の有効活用であり、「万能な〇〇のBGMがあるのでそれだけ流す」「〇〇だけを大音量で連呼する」「〇〇の特売日のメロディーだけ流し続ける」ということでは決してないということなのです。

次回より、いよいよアメリカでのスーパーマーケットの「複合的・戦略的音の活用事例」をご紹介をはじめますね。もう少しお待ちくださいね!

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本記事はタクト株式会社のnoteからの転載記事です。
「ソニック・アーキテクト(音の総合建築家) ー タクト株式会社」から全ての記事を読むことができます。

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タクト株式会社 代表取締役社長であり、音楽芸術博士であるミテイラー千穂氏の著書『サウンドパワー わたしたちは、いつのまにか「音」に誘導されている!?』では、「音」と私たちの生活の様々な繋がりや、ビジネスをアップデートするための「サウンド」の重要性などが語られています。

マクドナルドのソニック・ブランディング「i'm lovin' it」から低周波音による健康被害、音による味覚の変化まで、日常のあらゆる場面で音が私たちに与える影響などを具体例を交えて紹介されています。


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