[科学で考えるソニックマーケティング]第23回:フリマサービスの覇者はソニック・ロゴの覇者


※本記事は、タクト株式会社のnote「ソニック・アーキテクト(音の総合建築家) ー タクト株式会社」からの転載記事です。

[科学で考えるソニックマーケティング]第23回:フリマサービスの覇者はソニック・ロゴの覇者

ソニック・ロゴは冒頭で発信

ついにやりましたね!メルカリ。

おもねるわけではありません。

ソニック・ロゴは企業理念や製品メッセージを数秒のメロディで発信するものです。今やネット閲覧はタイパ重視。CMは一瞬でスキップされてしまいます。

そんな中、メルカリのソニック・ロゴはCMの最後でなく、冒頭に発信されています。

みなさん、想像してみてください。大抵のソニック・ロゴはCMの最後に発信されていませんか?あの、「インテル入ってる。♪ピンポンパンポン」ですら、CMの最後での発信です。

常々申し上げているように、ソニックロゴはすべてのCMで流すこと。

国や季節、商品がどこであれ何であれ、すべてのCMで流すこと。もちろん、地域や季節や製品でソニック・ロゴをアレンジをするのは大変結構な事ですが、視聴者の想起率を高め、ひと聞きで「あ!御社だ。」とわかって頂くためには、すべてのCMで同じソニックロゴを発信し続けることが大切なのです。

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そして最近特に大切になってきたこと。

TVのCMはスキップできませんが、ネットのCMはスキップできてしまいます。そう。メルカリのように、ソニックロゴは冒頭で発信しましょう。メルカリさん、辣腕マーケティング部、万歳です!

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本記事はタクト株式会社のnoteからの転載記事です。
「ソニック・アーキテクト(音の総合建築家) ー タクト株式会社」から全ての記事を読むことができます。

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タクト株式会社 代表取締役社長であり、音楽芸術博士であるミテイラー千穂氏の著書『サウンドパワー わたしたちは、いつのまにか「音」に誘導されている!?』では、「音」と私たちの生活の様々な繋がりや、ビジネスをアップデートするための「サウンド」の重要性などが語られています。

マクドナルドのソニック・ブランディング「i'm lovin' it」から低周波音による健康被害、音による味覚の変化まで、日常のあらゆる場面で音が私たちに与える影響などを具体例を交えて紹介されています。


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