シンガポールのポッドキャストリスナーには教育コンテンツが人気。月間リスナーの28%が教育番組を聴取


広告の効果測定やブランドリフトを専門に行う市場調査会社オンデバイスは、シンガポールにおけるポッドキャストリスナーに関する最新の調査結果を発表しました。この調査によると、シンガポールでは教育コンテンツが最も人気のあるカテゴリーで、月間リスナーの28%が注目していることなどが明らかになりました。

シンガポールのポッドキャストリスナーには教育コンテンツが人気。広告への“許容度”も顕著な結果に

教育に続く人気のジャンルとは

教育に次いで人気のあるジャンルとして、ユーモア/コメディ(37%)、トゥルークライム(24%)、チャット/会話(26%)、ニュース(23%)が挙げられています。一方で、芸術(8%)、科学(14%)、政治(16%)、ファッション(11%)、フィクション(12%)は比較的人気が低い結果となっています。

他国と比較しても、教育コンテンツの聴取がはるかに高い

オンデバイスのAPACコマーシャル・ディレクターであるサイモン・クラーク氏は、次のように述べています。

シンガポールのポッドキャスト・リスナーは、教育的なコンテンツを好む傾向が顕著に表れており、オーストラリア(24%)やイギリス(17%)といった他地域よりもはるかに高いことがわかりました。これは、広告主が知識を求める聴衆を取り込む上で、この市場がいかにユニークであるかを浮き彫りにしています。

38%のリスナーが広告を許容

調査より、ポッドキャストリスナーの66%が無料の広告付きサービスを利用しており、38%は広告を許容しているという結果が出ています。リスナーがポッドキャストを聴く主な理由は、娯楽(58%)と通勤(34%)であることが分かりました。

また、ポッドキャスト聴取に活用するプラットフォームは、YouTube(55%)とSpotify(51%)が選ばれています。またシンガポールでは、スマートフォンなどのモバイルデバイスが聴取デバイスとして利用されています。

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調査会社「オンデバイス」とは

オンデバイスは、広告の効果測定やブランドリフト(ブランドの認知度や好意度の変化)を専門に行う市場調査会社です。デジタル広告やオーディオ広告、モバイル広告などさまざまな広告媒体における消費者の反応や行動を分析し、広告主に有用なインサイトを提供します。特にモバイルデバイスを通じたリアルタイムのデータ収集に強みがあります。

参照元:28% of Singaporeans prefer educational podcasts


AMI(エイミー)

シンガポールで教育コンテンツの人気が高いのは「まあそうだよね」といった感じ。

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