中東・北アフリカ地域で展開しているポッドキャストプラットフォーム「Podeo」が、アラブ首長国連邦(UAE)のタクシー乗客向けにポッドキャスト配信を開始したと発表しました。
タクシー乗客のみ聴けるポッドキャスト
Podeoは、モビリティメディアの開発などを行うBinary Mediaとの提携により、タクシー内限定のコンテンツプラットフォーム「In-Cab Connected TV(ICTV)」と連携を開始しました。サービス利用者はPodeoのアプリを介して、タクシー移動中に独占配信のポッドキャストを楽しむことができます。
タクシー大国ならではの可能性
ドバイでは、2023年だけで約1億9,844万人がタクシーを利用しており、このサービスは広範囲にわたる乗客にリーチすることが期待されています。この取り組みは、ポッドキャストクリエイターへの新たな収益機会としても注目されています。
移動者向けコンテンツの拡大に期待
PodeoのCEO、Stefano Fallaha氏は「この提携は、タクシーでの移動をインスピレーションとエンターテイメントの時間に変える画期的なもの」とコメントしました。Podeoはこれまでも、航空会社やストリーミングサービスなどでもコンテンツを配信しており、今後も幅広い展開を予定しています。同様の取り組みが世界各地で行われ、ポッドキャストネットワークがさらに拡大することに期待したいところです。
Podeoとは
Podeoは、中東・北アフリカ(MENA)地域で急成長しているポッドキャストプラットフォームです。2020年に設立され、AI駆動のエンドツーエンドソリューションを提供。航空会社やストリーミングサービス、タクシーなど多様なチャネルでの配信を強化し、5,000万人以上のリスナーにリーチしています。クリエイター数は50倍に増加し、ポッドキャスト業界に革新をもたらしています。
参照元:Podeo distributes podcasts to millions of taxi passengers in partnership with Binary Media
日本だったら、電車でやったらすごいことになりそうだね