米国の調査会社エジソンリサーチが、TikTokでのポッドキャスト聴取に関する調査結果を発表しました。
若年層を中心に、TikTokでのポッドキャスト聴取が拡大
エジソンリサーチの調査によると、米国のポッドキャストリスナーのうち、TikTokでポッドキャストを聴取したことがある人の割合は年々増加しています。TikTokでポッドキャストを聴取したことがあるポッドキャストリスナーの割合は、2022年には17%でしたが、2024年には20%に増加しています。
この傾向は若年層に顕著で、25歳未満のポッドキャストリスナーのうち30%が、TikTokでポッドキャストを聴取したことがあると回答しています。

引用元:How Many Ears Does Podcasting Stand to Lose Without TikTok?
若年層はTikTokで新番組を認知
米国の若年層の間で、TikTokは新しいポッドキャスト番組を探すプラットフォームとしても機能しています。エジソンリサーチとSXM Mediaの調査によると、25歳未満のポッドキャスターリスナーの80%が、TikTokで新しい番組を見つけたことがあると回答しています。
一方でエジソンリサーチは、米国にてアクセス遮断措置も受けたTikTokの今後の動向は不透明であり、将来にわたりTikTokがポッドキャストの成長に寄与するかは不明だと結論づけています。
TikTokとは
TikTok(ティックトック)は、ユーザーが短い動画を作成・共有できるソーシャルメディアアプリです。元々は「Douyin(抖音)」という名前で中国で2016年に登場し、その後、世界市場に向けて展開され、「TikTok」として広く知られるようになりました。TikTokは世界中で人気があり、特に若者の間で多くの支持を受けています。短時間で視覚的に魅力的なコンテンツを楽しむことができ、インフルエンサーや企業のマーケティングにも活用されています。
参照元:How Many Ears Does Podcasting Stand to Lose Without TikTok?
毎日のようにTikTok買収のニュースが報じられてるよな…。