米国の調査会社エジソンリサーチが、米国での音声消費のうちニュースとスポーツ分野のほとんどはラジオで聴かれているという調査を発表しました。
6割以上がラジオで消費
エジソンリサーチの調査によると、ポッドキャストなどラジオ以外の音声消費媒体が出現して久しい一方で、ニュースとスポーツは依然としてラジオでの消費が中心であるとしています。

引用元:Majority of News and Sports Audio is Consumed via AM/FM Radio
しかし、トーク番組や音楽ではラジオが占める割合は3割ほどとなっており、ポッドキャストや音楽ストリーミングサービスなどが占める割合が高くなっていることが伺えます。
ポッドキャストにおいてもニュース番組やスポーツ系の番組の人気は高まっており、今後、この割合がどのように変化するか注目です。
エジソンリサーチとは
エジソンリサーチ(Edison Research)は、アメリカのニュージャージー州に本社を置く市場調査会社です。1994年に設立され、主にメディア、テクノロジー、消費者行動の分野で調査・分析を行っています。特にラジオ業界における聴取率調査で知られており、The Infinite Dialという年次レポートは業界で重要な指標として参照されています。同社は定量・定性調査を組み合わせた包括的なアプローチを採用し、クライアントの意思決定をサポートしています。また、ポッドキャストや音声メディアの利用動向調査でも先進的な取り組みを行っています。
参照元:Majority of News and Sports Audio is Consumed via AM/FM Radio
日本だとどんな割合になるか気になる。