YouTubeの最高経営責任者であるニール・モーハンは、2023年に向けてポッドキャストに焦点を当てると発表しました。最近の調査によるとYouTubeは、現在米国でポッドキャストを聴くための2番目に人気のあるプラットフォームとなっており、今回はその上昇する人気を後押しするような形となりそうです。
YouTube Musicでポッドキャストが配信可能に
YouTubeは、ポッドキャストクリエイターのニーズに応える新機能を導入し、ポッドキャストの公開をさらに簡単にすることを発表しました。またさらに、音声中心のポッドキャストと動画中心のポッドキャストの両方をYouTube Musicを介して配信することについても発表しています。そして数百万人に及ぶアクティブな視聴者がいる米国を皮切りに、今後さらに対象地域を拡大していくとのことです。
クリエイターが関心を示している分野のひとつが、ポッドキャストです。Edison の調査によると、 YouTube は現在米国で、ポッドキャストを聴くための 2 番目に人気のあるプラットフォームとなっています。(*3) YouTube Studio の新機能により、ポッドキャストをより簡単に公開できるようになります。また、音声中心のポッドキャストと動画中心のポッドキャストの両方を YouTube Music で配信開始します。何百万人の視聴者を抱える米国を皮切りに、今後対象地域をさらに拡大していく予定です。さらに、年内には RSS インテグレーションが予定されています。これにより、ポッドキャストのクリエイターが番組を YouTube にアップロードする方法が増え、ユーザーにとっては視聴方法の選択肢が広がります。
RSSフィードでのポッドキャスト配信にも対応予定
YouTubeは、年内にはRSSインテグレーションを予定しており、これによりポッドキャストクリエイターは自身の番組をYouTubeにアップロードする方法が一層増え、視聴者にとっては視聴方法の選択肢が一層広がります。これにより、ポッドキャストのクリエイターはYouTubeの巨大な視聴者層にアクセスしやすくなり、さらなる収益機会が開かれることが期待されます。
このほかニール・モーハンCEOは、ショート動画、ライブ配信、ポッドキャストなどの枠を超えて目標を実現するための高度なツールの提供についても言及しており、今後クリエイターコミュニティに新たな機会が提供されることが期待できそうです。
YouTube Musicとは
YouTube MusicはGoogleが提供する音楽ストリーミングサービスで、YouTubeの豊富な音楽コンテンツと連携しています。ユーザーは数百万曲の音楽を再生し、プレイリストを作成し、オフラインでダウンロードして聴くことができます。また、ミュージックビデオも含めたコンテンツが利用可能で、アーティストやアルバムに関する情報も提供されます。YouTube Premiumに登録すると、YouTube Musicの広告なしバージョンを利用できるほか、YouTubeの広告も削除されます。
参照/引用元:ニール モーハンからのメッセージ: 2023 年、私たちが注力すること
ビデオポッドキャストって、ビデオなの?ポッドキャストなの?どっちなの?