Spotifyが社内クリエイティブチーム「Creative Lab」を立ち上げ。音声AI広告「Quick Audio」のテスト開始も


Spotifyは、同社初のクリエイティブチーム「Creative Lab」を設立し、同チームで音声AI広告のテストをはじめています。この情報はTechCrunchが6/13の記事で報じたものです。

Spotifyが音声AI広告をテスト、広告部門の強化か。TechCrunch報道

初の社内クリエイティブチーム「Creative Lab」を立ち上げ

TechCrunchの報道によると、Spotifyは同社初となる社内クリエイティブチーム「Creative Lab」を立ち上げ、広告支援など広告分野への進出をさらに強めるとのことです。

「Creative Lab」は米国やインド、ヨーロッパなど11の市場に専門チームを派遣し、各地で固有の洞察の提供やワークショップなどを通じたキャンペーンの実施を予定しています。

Spotifyがテスト中の音声AI広告「Quick Audio」

Spotifyは、音声AIを用いた広告のテスト開始も発表しています。Spotifyがテスト中の音声AI広告は「Quick Audio」と呼ばれ、広告主は生成AIを利用してスクリプトやナレーションを作成できるようになります。Spotifyの広報担当者はTechCrunchに対し、同ツールはSpotify Ads Managersでリリースされる予定であると述べています。その他、広告主は「Creative Lab」と協力し、動画や音声広告、アプリ内デジタル広告などインタラクティブな広告を制作できるようになる模様です。

音声広告にどのような変化をもたらすか

音声AI広告は、オーストラリアのMamamiaのプログラマティック音声AI広告をはじめ、様々な企業が開発を進めています。そのような中で、巨大メディアプラットフォームであるSpotifyが音声AI広告をテストしていると発表しました。今回立ち上げられた「Creative Lab」や近々リリースされるであろう「Quick Audio」が音声広告市場にどのような変化をもたらすか注視する必要があるでしょう。

音声AI広告とは

音声AI広告とは、生成AIを活用して音声による広告を制作・配信する形式の広告のことです。ポッドキャストや音楽ストリーミングサービスなどの音声コンテンツに挿入されます。音声AI広告は、従来のテキストや画像による広告とは異なる新しい形態の広告であり、特にスマートスピーカーや音声アシスタントの普及に伴い、注目が集まっています。

参照元:Spotify announces an in-house creative agency, tests generative AI voiceover ads


AMI(エイミー)

色々なメディアでさらっと報じられてるけど、すごいことが起きている気がする。

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