ポッドキャストの利用が急速に拡大する中、米国の有権者層においてポッドキャストが重要な情報源として定着しつつあることが、Voxtopicaによる最新調査「The Podcast Influence」で明らかになりました。
政治的信頼性の高いポッドキャスト
調査によると、米国の有権者の49%が直近1週間でポッドキャストを聴取しており、さらに34%が週に5回以上聴いていると回答しました。
特に注目されるのは、ポッドキャストに対する信頼度の高さで、有権者の85%がポッドキャストから得るニュースなどの情報を他のメディアよりも信頼すると回答しています。これはテレビなどテレビやラジオ、ソーシャルメディアを上回る数値です。
ポッドキャストが与える政治的影響
調査では、78%の有権者がポッドキャストによってニュースや社会問題に関心を持ち、63%が意見を変えるきっかけとなったと述べています。ポッドキャストは単なる情報提供にとどまらず、有権者の意識や行動に具体的な影響を及ぼす可能性が高いメディアであるといえるでしょう。
こうした結果を受けVoxtopicaは、政策担当者や非営利団体がポッドキャストを活用し、有権者への影響力を強化することの重要性を訴えています。特に、リスナーが質の高いコンテンツを求めていることを念頭に、単なるメッセージ発信にとどまらない工夫が求められると指摘しています。
Voxtopicaとは
Voxtopicaは、オーディオコンテンツ制作やパブリッシングに特化したプラットフォームです。ポッドキャストやオーディオブックなどの音声コンテンツを、企業やクリエイターが簡単に作成し配信できるように支援します。独自の配信ネットワークを持ち、ターゲットリスナーに効率よくリーチできる機能を提供するほか、データ解析や広告収益化のツールも提供。音声メディアの成長をサポートするプラットフォームとして注目されています。
参照元:The Podcast Influence: Listening Habits of Registered Voters
信頼されていることと、信頼に足る情報なのかは全く別物だけどね。