電通と電通デジタルは、AIを用いて音声広告を制作する「AICO AUDIO AD PROJECT(アイコ オーディオ アド プロジェクト)」を発足しました。
プロジェクトは、電通のコピーライターの思考プロセスを学習させた広告コピー生成ツール「AICO2(アイコ ツー/AI Copy Writer 2)」を活用します。
「AICO AUDIO AD PROJECT」とは
「AICO AUDIO AD PROJECT」では、AICO2が生成するキャッチコピーをもとに15秒~60秒の音声広告原稿を生成し、その原稿をもとに音声広告が制作されます。
音声広告素材は最短約1時間で可能となっており、オーディエンス特性に最適化した音声広告素材を複数制作することも可能です。
AI音声広告の広がり
AIを用いた音声広告の活用は世界的に広がっています。英国のWondercraftは今年8月にAIを用いて音声広告を生成するサービス「Ad Studio」をローンチしており、オーストラリアのメディア企業Mamamiaは音声AIを用いたプログラマティック広告「Sam」を運用開始しています。また、Spotifyも「Quick Audio」と呼ばれる音声AI広告をテストしていると報じられています。音声広告が世界的に成長する中で、音声AIを活用したサービスが市場にどのような変化をもたらすか、注目です。
音声AIとは
音声AIとは、音声認識や音声合成の技術を利用して、人間の声を理解したり生成したりする人工知能のことです。音声AIは、カスタマーサポート、教育、医療など、さまざまな分野で活用されており、コミュニケーションの効率化やアクセシビリティの向上に寄与しています。
参照元:AIコピーライター「AICO2」が音声広告にも対応 音声広告市場の拡大を目指す「AICO AUDIO AD PROJECT」発足
AICOは「AI Copy Writer」の略らしい。ちなみにこのサイトの略称でもあるAMIは「Audio Marketing Insights」だよ。