ラジオ番組「オトナル原口大輝のエスケープジャーニー」2025年1月ゲスト『佐々木亮の宇宙ばなし』リョウさん

音声広告事業を展開するオトナルによる、FM大阪にて放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』。番組では毎回、話題のポッドキャスターやポッドキャスト番組を紹介しています。

2025年1月のゲストとして、NASA・理化学研究所の元研究員で、ポッドキャスト番組『佐々木亮の宇宙ばなし』を運営するリョウさんが出演しました。

ラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』とは

FM大阪で、毎週土曜20:30～21:00に放送中のラジオ番組『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー（通称：オトナルej）』。

本番組は、日々慌ただしい生活を送っているリスナーに、いま話題のポッドキャストなどの気になるコンテンツを紹介する「現実逃避コンテンツ紹介プログラム」です。本番組はポッドキャストとしてSpotifyやApple Podcast、Amazon Musicでも配信されており、ポッドキャスト限定の「アフタートーク」も聴くことができます。

元NASA研究員が語る、1日10分で聴ける宇宙の教養『佐々木亮の宇宙ばなし』

NASAや理化学研究所の元研究員であるリョウさんが、宇宙にまつわる最新トピックを毎日配信している『佐々木亮の宇宙ばなし』。1話あたり10分前後と短く、気軽に宇宙の最先端のトピックについて知ることができます。

番組名：佐々木亮の宇宙ばなし

元NASA・理研の研究員が話す1話完結チャンネル。
スナックをつまむかのように聴くだけで宇宙開発の最先端をすぐにキャッチできます。
NASA、理研で宇宙を研究したリョウが
「明日誰かに話したくなる」
そんな宇宙のハナシを1日10分でお届け！
天文学者、宇宙スタートアップCEOら
最前線で活躍するゲストを定期的に迎えて、
生の声もお届けします。
「宇宙」「宇宙人」「天文学」「宇宙ビジネス」「宇宙開発」
一つでも気になったらまずはおひとつどうぞ。

URL：https://open.spotify.com/show/1L36EH14fS6dHgpBF58lkW

番組では、『佐々木亮の宇宙ばなし』の番組コンセプトや、ポッドキャストを始めたきっかけ、最先端の宇宙ビジネスなどについて伺いました。さらに、リョウさん自身の日々の現実逃避についてもお聞きしています。

前編：1日10分宇宙のハナシ。宇宙ビジネス最新トレンドとは

前編（第18回放送）では、番組コンセプトや、宇宙ビジネスの最新トレンドについてお聞きしました。

「1日10分の宇宙時間」をテーマに4年半もの間、配信を続けている『佐々木亮の宇宙ばなし』。エピソード数は、なんと1,500話超え。エピソードのネタ切れについて尋ねてみると、「宇宙についてのネタは尽きない」とリョウさんは言います。

エピソードで取り上げるネタは、天文学に関する論文を参考にしているとのこと。博士号を取得しているリョウさんにとって、論文を読むのは「もはや習慣である」とのこと。ざっと読むだけでポッドキャストで取り上げられるという、リョウさんにしかできない配信運用のテクニックに舌を巻きます。

ニュースやSNSでも話題になることが多い宇宙ビジネス。国家政策や宇宙戦略に沿った事業は、近年、スタートアップも参入するほど盛り上がっています。リョウさんが注目する最新のトレンドは、「月」。特に、人類を月面に送り込み、月での人類活動の構築を目指す「アルテミス計画」には日米を含んだ30か国が加盟しており、ビジネスとして大きな成長が見込める市場になっています。

月を拠点にすることで、他の惑星への進出も加速すると語るリョウさん。宇宙事業のコストのひとつである物資の輸送費、これまでは1kgの物資を運ぶのに100万円もかかっていたそうです。月を経由地にできれば、火星など様々な惑星探索が進むといいます。聴いているだけでもワクワクするような「宇宙ばなし」に花が咲いた放送回でした。

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後編：ポッドキャスター以外のお仕事は？リョウさんの多岐にわたる仕事内容とは

後編（第19回放送）では、リョウさんの仕事や、日々の現実逃避についてお聞きしました。

リョウさんは普段、データサイエンスやAIを駆使した業務を行う一方、オウンドメディア連載や書籍などの作家業、宇宙事業のプロデュースなど多岐に渡る領域で活躍されています。特に作家業に関しては、大学でのアルバイト経験が活きていると話します。というのもリョウさんは、大学時代に高速バス旅行メディア「バスとりっぷ」の立ち上げに携わっていたそう。ブログや記事の執筆経験が、現在の作家活動に繋がってるとリョウさんはいいます。

私たちが宇宙旅行に行けるのはいつなのか。

リョウさんに聞くと、「意外と遠くない」といいます。現時点でも、地球の周りに宿泊施設を建設するプランが進んでおり、価格競争が進むことで、“海外旅行”感覚で宇宙に行けるようになるそうです。

穏やかな語り口のリョウさんも、2冊の本の校了タイミングが重なっていた際、現実逃避したいと強く思ったそう。リョウさんの現実逃避のおすすめはサーフィン。週1でサーフィンに興じており、オフィスワークで凝り固まった身体の疲労回復の効果もあるそうです。

今後の展望として、『佐々木亮の宇宙ばなし』を知らない人にも、書籍などでコンテンツを届けていきたいと話すリョウさん。ポッドキャストではまだまだリーチできない層に対して、オフラインイベントの実施など、あらゆる方法で「出会い」をつくっていきたいと語ります。精力的に活動を続けるリョウさんの、さらなる「宇宙ばなし」が楽しみになるような放送回でした。

番組は、以下のポッドキャストからお楽しみください。

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今回の『WEEKLY PODCAST TOPICS』

番組内のオトナル代表・八木氏がお送りするコーナー「WEEKLY PODCAST TOPICS」では、「亡くなったテレビ司会者がAI技術で蘇る？故人のポッドキャストシリーズが年内配信へ」、「ジャパンポッドキャストアワードの第6回が開催決定」を紹介しています。

第18回のトピック：YouTubeがAIによる多言語吹き替え機能を開始
2024年12月、YouTube上に配信される動画に自動的に多言語吹き替え機能が発表されました。フランス語やドイツ語などが正式実装されている他、ヒンディー語、インドネシア語、日本語なども試験運用されています。様々な言語に翻訳された音声トラックが自動生成され、外国語の動画の視聴が容易になる機能として注目を集めています。
詳しく知りたい方はこちら→YouTubeに自動吹き替え機能が実装。日本語やヒンドゥー語も試験運用を開始

第19回のトピック：音楽クリエイターの収入が、生成AIの台頭により先5年で1.6兆円の損失
CISAC（著作権協会国際連合）は、音楽やオーディオビジュアル（AV）におけるAIの経済的影響について調査結果を発表しました。2028年には、生成AIによって従来の収入の24%がリスクにさらされるとのことで、4人に1人の音楽クリエイターの仕事がなくなる懸念があります。
詳しく知りたい方はこちら→音楽クリエイター、今後5年で1.6兆円の損失の可能性。生成AIプロバイダーは利益急伸へ

八木氏はポッドキャスト番組『オトマーケ｜音声とマーケティングを考えるポッドキャスト - オトナル/Otonal Inc.』のパーソナリティも務めています。より深く音声コンテンツについて解説しているので、あわせて聴いてみてください。

まとめ：佐々木亮の宇宙ばなし（2025年1月ゲスト）

本記事では、『オトナル原口大輝のエスケープジャーニー』の7回目のゲスト、『佐々木亮の宇宙ばなし』のリョウさんとのトークについて紹介しました。

「ポッドキャストを始めたきっかけは宇宙ビジネス」と話していたリョウさん。研究を進めていくうちに、宇宙事業を始めてみたいという気持ちが芽生え、自身の認知度を上げるべくメディアやSNS運用を始めたそう。そのなかで、配信の手軽さや喋り上手という強みを活かせるポッドキャストにシフトチェンジしていったそうです。

今後の展望として、「ポッドキャストや書籍、イベントを組み合わせた、番組コミュニティの未来を実現したい」と熱く語っていました。宇宙に詳しい人というだけでなく、幅広い分野への関心や好奇心を持つリョウさんの人柄が垣間見えた収録でした。多くの方にとってもっと宇宙が身近になると良いなと思います。

各種ポッドキャストプラットフォームで番組を聴くには

• Apple Podcastで聴くにはコチラから
• Spotifyで聴くにはコチラから
• Amazon Musicで聴くにはコチラから

前回の放送後記はコチラ⇒ラジオ番組「オトナル原口大輝のエスケープジャーニー」2024年12月ゲスト『子育てのラジオ「Teacher Teacher」』ひとしさん、はるかさん

「AUDIO MARKETING INSIGHTS」では、今後も「オトナル原口大輝のエスケープジャーニー」に関する記事を投稿していきます。

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