エイベックスグループが提供する音声ARアプリ「SARF(サーフ)」と、KADOKAWAが運営するWeb小説サイト「カクヨム」が共同で、全国17都道府県で展開する特別企画「音声AR肝試し」を開始しました。
「カクヨム」の短編ホラーを音声AR化
「SARF」は、スマートフォンの位置情報と音声コンテンツを組み合わせた音声ARアプリです。アプリを起動した状態で音声スポットへ入ると、その場所でしか聴けない音声コンテンツや音楽を楽しむことができます。
今年2月からカクヨムで実施していた「SARF×カクヨム 短編こわ~い話コンテスト」。「音声AR肝試し」は、コンテストで選ばれた21作品を音声AR化して配信するものです。
各作品の舞台となった全国17都道府県の商店街や公園など、全21スポットで音声による肝試しを体験することができます。1つのスポットで10〜20分の怪談を聴取する「滞在型」や、複数のスポットを巡る「周遊型」など、様々なフォーマットが設けられています。
「音声AR肝試し」は、8月13日から10月31日まで期間限定で配信されています。
「SARF」が目指す新しいエンタメコンテンツ
今回の企画は、音声ARを用いて地域の様々な場所に新たな価値や没入体験を生み出す、新しいエンタメコンテンツを作ることを目的としています。
「SARF」はこれまでも様々なホラーコンテンツを全国各地で実施しており、福島県会津若松市をテーマにした「裏会津」や、岡山県岡山市で観光交通サービスと連携した「岡山 ECYC 怪談ナイトツアー」など様々な取り組みを行っています。
今後も「SARF」がどのような取り組みを行っていくか、注目です。
「SARF」とは
「SARF」は、GPSやビーコンを使い、特定の場所に紐づけた音声コンテンツを配信するサービスです。アプリを起動したユーザーが音声スポットに入ると、その場所でしか聴けない音声や音楽を楽しむことができます。観光名所の多言語音声ガイドや謎解き、アーティストの音声を使った聖地巡礼など様々な体験が可能です。
参照:今年の夏は、日本中が肝試しの舞台に!?エイベックスとKADOKAWAがタッグを組んだ音による新たなエンタメ体験『音声AR肝試し』全国17都道府県で期間限定出現
こわいなこわいな〜、いやだないやだな〜(稲川風)