動画制作や動画マーケティングを手掛けるVIDWEBが、音声AIを用いたナレーションサービスを法人向けに提供開始しました。
13か国語に対応
VIDWEBが提供開始したナレーションサービスは、同社が開発したAI音声読み上げソフト「ボイスゲート」を用いています。
「ボイスゲート」は、VIDWEBが監修・調整した音声合成ソフトを用いており、機械音声とは異なる自然で違和感のないナレーションを実現しているとのことです。ナレーションは現在、日本語や英語など13か国語に対応しており、順次増やしていく方針とのことです。
音声AIの利用が拡大中
音声AIの利用は世界的に広がっています。音声広告においては、今年6月にSpotifyが音声AI広告「Quick Audio」のテストを開始したほか、5月にはWondercraftが音声AIを用いた音声広告支援ツール「Parrot Mode」を発表しています。
また、日本においても、2月にはテレビ東京とstand.fmが協働で音声AIを用いた解説放送ナレーションの実証実験を行っています。今後も、日本や世界でどのような音声AIの活用が見られるか注目です。
音声AIとは
音声AIとは、音声認識や音声合成の技術を利用して、人間の声を理解したり生成したりする人工知能のことです。音声AIは、カスタマーサポート、教育、医療など、さまざまな分野で活用されており、コミュニケーションの効率化やアクセシビリティの向上に寄与しています。
参照元:法人向けにAIで生成したナレーションを提供する「無料ナレーションサービス」リリース
今年もあと2か月だけど、まだまだ音声AI関連のニュースはありそうだね。